ポスティングと聞くと、チラシを各家庭のポストへ届ける方法を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし実際には、チラシ以外の販促物が活用される場面が少なくありません。受け取った方の印象に残りやすい配布物を選ぶ工夫が行われています。
例えば、冷蔵庫に貼って使えるマグネットや日常的に消費されるティッシュは代表的な例です。商品サンプルや割引券を配布し、来店や購入のきっかけ作りにつなげるケースが見られます。同じポスティングであっても、何を投函するかによって受け取られ方は変わるでしょう。ポスティングの基本的な仕組みを押さえたうえで、販促物の選び方まで理解しておくと、目的に合った配布計画を立てやすくなります。
とはいえ、販促物なら全て効果が期待できるとは限りません。業種によって向いている種類は異なりますし、配布時には確認しておきたいポイントがあります。この記事では、ポスティングできる販促物の種類や特徴、それぞれの活用方法から、選ぶ前に知っておきたい注意点まで詳しく見ていきましょう。
ポスティングで配布できる販促物にはどんな種類がある?
ポスティングでの配布物と聞くと、チラシやはがきを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし実際には、それ以外にさまざまな販促物が活用されています。受け取った方に興味を持ってもらうため、工夫を凝らした配布物が選ばれるケースが珍しくありません。投函できる広告物の種類を把握しておくと、企画の幅が広がります。
まずは、ポスティングで利用される代表的な販促物を見てみましょう。
| 販促物 | 特徴 |
|---|---|
| ティッシュ | 実用性が高く受け取られやすい |
| マグネット | 長期間手元に残りやすい |
| カレンダー | 日常的に目に触れやすい |
| マスク | 実用品として活用されやすい |
| 商品サンプル | 商品を体験してもらえる |
| 商品券・割引券 | 来店や利用のきっかけを作りやすい |
| カタログ | 商品やサービスを詳しく伝えられる |
このように、ポスティングで利用される販促物は一種類ではありません。配布する内容によって期待できる効果は変わります。次は、なぜチラシ以外の販促物が活用されているのかを見ていきましょう。
なぜチラシ以外の販促物が活用されているのか
ポスティングで配布されたチラシは、ポストから取り出された直後に判断されるケースが少なくありません。興味のない内容だと感じられれば、そのまま処分されてしまう場合があります。どれだけ魅力的なサービスであっても、読まれなければ存在しないのと同じでしょう。
そこで活用されているのが、広告以外の価値を持つ販促物です。例えばティッシュやマスクが同封されていれば、中身を確認しようと手が止まる方がいます。まず見てもらうきっかけを作りやすい点は、大きな魅力と言えるでしょう。
さらに、販促物によっては配布後、長く残り続けます。冷蔵庫に貼られたマグネットや壁に掛けられたカレンダーは、数か月単位で企業名を伝え続けてくれる存在です。一度きりの接触で終わらせない工夫として、多くの企業が取り入れています。
ティッシュやマスクは手に取られやすい販促物
ティッシュやマスクが活用される理由の一つは、受け取った方にとって使い道が分かりやすいからです。ポストを開けた際、広告だけの印刷物と実用品が入っていた場合、多くの方は実用品へ先に目を向けるでしょう。宣伝色が前面に出にくいため、まずは内容を見てほしい場面に向いています。
さらに、ティッシュやマスクは自宅だけで消費されるとは限りません。カバンの中や車のダッシュボード、職場の引き出しに入れられるケースがあります。使うたびに店舗名や企業名が目に入るので、一度きりの接触で終わりにくい点が魅力です。
特に新店舗のオープンや期間限定キャンペーンの告知では活躍が期待できます。ただし、10枚入りの厚手ティッシュなどはポストの投函口に引っ掛かりやすく、潰れた状態で届けられてしまう場合があります。ポスティングで配布するなら、6W〜8W程度の薄手タイプを選ぶと投函しやすく、見た目を損ないにくいでしょう。
マグネットやカレンダーは長く残ることが強み
マグネット広告やカレンダーの魅力は、配布した後、長期間使われやすい点にあります。ティッシュのような消耗品とは違い、一度設置されると数か月から一年以上残るケースは珍しくありません。短期間で終わらない広告を目指すなら注目したい販促物でしょう。
特にマグネットは、冷蔵庫や玄関周辺で使われる場面が多く見られます。水道修理や不用品回収などの連絡先が記載されていると、生活の中で役立つ情報として保管されやすくなります。必要になった時にすぐ確認でき、実用品として扱われる点が特徴です。
一方のカレンダーは、リビングやデスク周りに置かれる場合があります。予定を確認するたびに企業名や店舗名が目に入るため、自然な形で接触回数を増やせるでしょう。今すぐ利用する予定がない方に対して、将来の依頼先として覚えていただきやすい販促物と言えます。
商品サンプルや商品券は行動につながりやすい
商品サンプルや商品券の強みは、受け取った方が実際に行動しやすくなる点にあります。チラシだけでは商品やサービスの魅力を伝えきれないケースがありますが、実物を試せる機会があれば印象は大きく変わるでしょう。特に化粧品や健康食品、ペット用品は、体験が購入の後押しになりやすい分野です。サンプリングの手法は街頭サンプリングとの比較から特徴を見ると理解しやすくなります。
例えばシャンプーの1回分サンプルや化粧品の試供品がポストに入っていた場合、数日以内に使われる可能性があります。実際に使用して満足感を得られれば、初回購入への心理的なハードルは下がります。新商品を知ってほしい企業にとっては、効果を実感していただくきっかけ作りとして有効ではないでしょうか。
一方で商品券や割引券は、来店を促しやすい特徴があります。500円券や10%オフ券など具体的な特典があると、そのまま処分されるケースは少ないです。配布コストは高くなりやすいものの、見込み客へ絞って届けられれば反響につながる可能性が見込めます。
業種によって向いている販促物は変わる
どの販促物にも共通して当てはまる正解があるわけではありません。業種や商材によって、受け取った方に響きやすい形は変わります。目的と業種の相性を確認しないまま販促物を選ぶと、費用に見合った反響につながりにくくなります。
例えば飲食店やエステサロンのように来店を目的とする業種では、割引券や商品券のように行動を促す仕掛けが向いています。エステサロンのポスティングでは、体験施術のクーポンを同封して初回来店を後押しする形がよく見られます。
一方、水道修理業や不用品回収業のように「必要になったときに思い出してもらう」ことが重要な業種では、マグネットやカレンダーのように長期間残る販促物が相性の良い選択です。すぐに反響が出なくても、数か月後の依頼につながる可能性があります。
また、新商品の認知を広げたい食品・化粧品メーカーであれば、サンプルの同封が効果的です。実際に使ってもらうことで、チラシの文章だけでは伝えきれない魅力を体感していただけます。目的を整理してから販促物を選ぶことが、無駄のない配布につながるでしょう。
配布前に知っておきたいポスティングの注意点
販促物を選ぶ際は、デザインや内容だけで判断しないよう注意が必要です。特にティッシュやマグネット、商品サンプルといった立体物は、ポストへ問題なく投函できるか事前確認が欠かせません。一般的なポストの投函口は厚さ3cm未満が目安とされており、サイズによっては奥まで入らず、雨濡れや盗難の原因になる場合があるでしょう。
投函できたとしても、形状によっては受け取る側に不快感を与えてしまうことがあります。過去には、投函方法や配布物の内容をめぐってクレームに発展した事例も報告されています。立体物を配布する際は、投函のしやすさだけでなく、受け取った方の視点に立った確認も欠かせません。
また、重量が増えるほど配布コストへ影響しやすくなります。例えばマグネットや冊子タイプのカタログは、チラシ1枚と比べて重さが大きく異なるため、配布料金に重量加算が発生するケースは少なくありません。さらに形状が複雑だったり、包装が引っ掛かりやすかったりすると投函作業の効率が落ちるので、片手でスムーズに投函できる仕様が理想的です。
そして、単価の高い販促物ほど配布エリア選びが結果を左右します。地域の人口構成や世帯数、年齢層を事前に確認したうえで配布範囲を絞り込むと、無駄打ちを減らせます。実際に名古屋市内では、ファミリー世帯が多い地域と単身世帯が多い地域で配布物を使い分ける企業は珍しくありません。
販促物のコストと配布料金の考え方
販促物の種類を決める前に、コスト面も併せて確認しておきたいところです。紙一枚のチラシと立体物の販促物では、配布にかかる料金の考え方そのものが異なります。
ポスティングの価格は、配布エリアの世帯数や配布物の重量・厚みによって変動する仕組みです。チラシ1枚であれば単価は比較的安定していますが、マグネットや冊子カタログのように重量がかさむ販促物は、重量加算の対象になる場合があります。制作費だけでなく、配布時にかかるコストまで含めて予算を組んでおくと、想定外の出費を防ぎやすくなります。
また、商品サンプルや商品券のように単価そのものが高い販促物は、広くばらまくよりも、配布エリアを絞り込んで届けたほうが費用対効果を高めやすい傾向があります。目的に応じて配布範囲とコストのバランスを検討することが欠かせません。
配布のタイミングと組み合わせで効果を高める
販促物の種類だけでなく、いつ配布するかによっても受け取られ方は変わります。季節やイベント、生活のリズムに合わせたタイミングを選ぶことで、同じ販促物でも反響の出方は大きく変わってくるでしょう。
チラシ配布のタイミングに関する考え方は、ティッシュやマグネットといった他の販促物にも応用できます。例えばマスクは季節の変わり目、割引券は月初や給料日前後など、生活習慣に合わせた配布時期を意識すると、受け取った方の行動につながりやすくなります。
さらに、複数の販促物を組み合わせる方法も有効です。認知拡大を狙ってティッシュを配布したあと、一定期間を空けてマグネットで来店を促すなど、段階的にアプローチする企業も見られます。一度に多くを詰め込むのではなく、目的ごとに配布物とタイミングを分けて考えることが、反響を安定させるポイントになるでしょう。
私ども株式会社ポスティングサービスでは、チラシだけでなくマグネットやティッシュなど各種販促物を活用したポスティングのご相談を承っております。過去には子ども向けサービスを展開する企業様から、チラシを紙ひこうきとして遊べる仕様にして配布したいというご依頼をいただき、制作から配布まで一括で対応した事例もございます。自社に合った販促物を探している方はぜひご相談ください。
まとめ
ポスティングで活用できる販促物は、チラシだけではありません。ティッシュやマスク、マグネット、商品サンプル、商品券など、それぞれ期待できる効果は異なります。まずは認知度向上なのか、来店促進なのか、目的を整理するところから始めてみましょう。
例えば、短期間で多くの方へ存在を知ってほしい場合はティッシュやマスクが向いています。一方で、長期間にわたって企業名や店舗名を覚えてほしいならマグネットやカレンダーが効果的です。販促物ごとの特徴を理解して使い分ける発想が、反響アップへの近道になるでしょう。
販促物の選定から配布エリアの検討、コストの見積もりまで、まとめて相談したい場合はポスティングのご相談・お見積りからお気軽にお問い合わせください。
