自宅の郵便ポストにチラシが入っていた経験は、多くの方にあるかと思います。実はポスティングで投函できる広告物は、紙のチラシだけではありません。クリアファイルやシール、マグネットなど、業種や目的によって使い分けられる媒体がいくつも存在します。
この記事では、株式会社ポスティングサービスが実際に配布を請け負っている広告物の種類と、それぞれをどんな業種・目的で選ぶべきかを、現場の視点から具体的にご紹介します。どの媒体を選ぶかで反応率や広告効果の持続期間が変わるため、これから広告物を作る方はぜひ参考にしてください。
チラシ・印刷物
ポスティングで投函される広告物のうち、圧倒的に数が多いのが紙に印刷されたチラシです。宅配ピザのメニュー表や店舗オープンのお知らせ、地域のイベント告知など、内容は多岐にわたります。
チラシが選ばれ続ける理由は、写真や文字情報を一目で伝えられる自由度の高さにあります。メニューや価格表、地図まで一枚に盛り込めるため、飲食店や小売店、不動産、士業など幅広い業種で使われています。
また、インターネットを積極的に使わない高齢者層にも確実に情報が届くという点も見逃せません。デジタル広告だけでは接点を持ちにくい層に対して、紙のチラシは今も有効な手段です。チラシに地図を載せて来店を促す場合は、地図の見やすさも反応率に直結するため、地図作成が簡単にできるソフトを使って作り込むこともおすすめです。
ただし、チラシは情報量が多くなりがちな分、要点が伝わりにくくなるという弱点もあります。伝えたいことを一つに絞り、キャッチコピーと写真で興味を引いてから詳細に誘導する構成が、反応につながりやすい作り方です。
クリアファイル
ポスティングではクリアファイルが使われる場合もあります。書類や申請書を挟むなど日常的に使うアイテムであるため、捨てられにくく、机の上や引き出しの中で日常的にターゲットの目につきやすいという特徴があります。
クリアファイル単体を配布する方法のほか、クリアファイルの中にチラシや印刷物を挟んで投函するという組み合わせ方もよく使われます。この方法だと、クリアファイルという実用品の魅力でまず手に取ってもらい、中の紙媒体で詳しい情報を伝える、という二段構えの訴求が可能です。
デザイン面では、企業ロゴや連絡先を大きく印刷しておくことで、チラシ本体が破棄された後もクリアファイルだけが手元に残り、長期的な認知を得られるケースもあります。
シール
ポスティングで扱われる投函物の中にはシールも含まれます。シールには企業のロゴや商品パッケージなどがデザインされていることが多く、一目見るだけで企業や商品の存在、名前といった基礎情報をターゲットに伝えられるという特徴があります。
シールは情報量こそ少ないものの、冷蔵庫や郵便受け、パソコンなど身近な場所に貼ってもらえれば、日常的に目に入る広告として機能します。単独での配布よりも、チラシやクーポンと合わせて投函し、開封のきっかけやおまけとして使われることも多い媒体です。
マグネット
マグネットもポスティングで扱われることの多い投函物の一つです。マグネット広告について詳しく解説した記事もありますので、あわせてご覧ください。
メニューが載っているチラシと違い、マグネットに載せられる情報は、サイズの都合上どうしても企業や商品の名前、基本的なサービス内容、連絡先など限られたものになりがちです。
その一方で、冷蔵庫などの日常生活で目につく位置に貼られやすく、長期的な広告効果を見込めるという強みも持っています。チラシのように読んだその場で捨てられることが少なく、必要になったタイミングで見返してもらえるのがマグネットならではの利点です。
そのため、水漏れやガス、電化製品のトラブルといった突発的な日常のアクシデントに対処できる水道工事業者やガス会社、電器屋などはマグネット広告を利用する場合が多く見られます。「困ったときにすぐ連絡先が分かる場所に貼ってもらう」という発想が、この媒体の使い方の核になります。
ティッシュの中の用紙
街頭で配られているポケットティッシュの中に、企業広告が入った用紙が挟まれている場合もあります。これは広告と日用品であるティッシュを組み合わせることで、長い時間ターゲットの手元に置いてもらうという狙いがあります。
ティッシュはカバンや車内に常備されることが多く、使い切るまでの間、繰り返し目にする機会が生まれます。街頭配布のイメージが強い媒体ですが、ポスティングでも同様の考え方で活用されています。ティッシュの中の広告については、以前サンプリング広告を紹介した記事でも詳しく取り上げていますので、あわせてお読みください。
広告物選びで押さえておきたい判断基準
これまで紹介してきた媒体は、それぞれ得意な役割が異なります。広告物を選ぶ際は「一回で伝えたい情報量」と「どれだけ長く手元に残したいか」の二つの軸で考えると選びやすくなります。
- 詳しい情報を一度にしっかり伝えたい場合は、チラシや印刷物が適しています。
- 捨てられにくさや長期的な接触を重視するなら、クリアファイルやマグネットが向いています。
- 認知度アップや低コストでの補助的な訴求には、シールが使いやすい媒体です。
- 手元に長く置いてもらいたい、街頭配布と組み合わせたい場合はティッシュ広告が選択肢になります。
また、業種によっても相性の良い媒体は変わります。たとえば来店誘導が目的の飲食店や小売店ならチラシ、緊急対応が求められる工事業者や電器屋ならマグネット、というようにターゲットの行動パターンに合わせて媒体を選ぶことが、反応につながる広告物づくりの基本です。エステサロンのように来店動機の作り方が独特な業種については、エステサロンのポスティングについてまとめた記事も参考になります。
広告物ごとの制作・納期の目安を確認しておく
チラシやマグネット、クリアファイルなど媒体によって制作にかかる期間は異なります。特にマグネットやシールなどの特殊媒体は、印刷会社への発注から納品までにチラシよりも時間がかかることが多いため、配布時期から逆算してスケジュールを組む必要があります。事前に広告制作の納期の目安を把握しておくと、配布計画が立てやすくなります。
配布エリアと組み合わせて効果を高める
どんなに広告物の内容が優れていても、配布するエリアやターゲット選定が合っていなければ効果は出にくくなります。ポスティングは、全戸配布のように広くまんべんなく届ける方法と、ターゲットを絞ってピンポイントに届ける方法の両方が選べるのが強みです。
全戸配布を検討している場合は、日本郵政のサービスであるタウンプラスのような仕組みも選択肢になります。一方で、特定のマンションやエリアに絞って配布したい場合は、配布員がどのような人材で構成されているかも品質に関わるポイントです。どのような人が配布を担当しているかを知っておくと、配布の質についても安心して任せられます。
また、広告物の投函だけでなく、実際に集客につなげるための工夫も欠かせません。ポスティング広告から集客につなげる実践的な方法もあわせて押さえておくと、広告物選びだけでなく配布後の効果測定まで見通しを立てやすくなります。
まとめ
ポスティングで投函できる広告物には、チラシ・印刷物のほか、クリアファイル、シール、マグネット、ティッシュの中の用紙など、それぞれ特徴の異なる媒体があります。情報量を重視するか、長期的に手元に残ることを重視するかで、最適な媒体は変わってきます。業種やターゲットの行動パターンに合わせて広告物を選ぶことが、反応を高める第一歩です。
株式会社ポスティングサービスは、業界に関わって20年以上の実績があります。広告物の選び方から配布エリアの設計、料金プランまで、目的に応じたご提案が可能です。どの媒体が自社に合っているか迷った際は、株式会社ポスティングサービスができるお手伝いもあわせてご確認ください。
