ポスティング用に印刷したチラシが余ってしまい、どう扱えばいいのか迷った経験はありませんか。思ったより配れなかったり、予定より早く配布を止めたりして、手元に残るケースは意外と少なくありません。
せっかく費用をかけて作ったチラシですから、そのまま捨てるのは惜しいと感じる方が多いでしょう。ただ、余ったからといって何も考えず配り続けると、古い情報がお客様へ届き、思わぬトラブルにつながる場面があります。
大事なのは、残ったチラシが今も使える状態かを先に見極めることです。まだ活かせるチラシがあれば、配布を避けたほうがよいケースもあります。この記事では、その判断方法と無駄にしない活用法を紹介していきましょう。
余ったチラシをすぐ捨てる必要はない

チラシが余ると、配布計画を失敗したのではないかと不安になります。ただ、ポスティングでは全体の5%〜10%ほどが余るケースは、プロの現場でも珍しくありません。想定どおりにすべて配り切れるとは限らず、多少の余りが出ることがあります。
特に多いのが、印刷ロットの都合で予定より多めに刷ったケースです。例えば1万枚単位で印刷したほうが1枚あたりの単価が下がるため、必要枚数より多く発注する会社や店舗は少なくありません。その結果、配布後に数百枚から千枚ほど手元に残る場合があります。
チラシに湿気がなく、角が大きく折れていないなら、まだ活用できる可能性は十分あります。見た目がきれいな状態なら、店頭設置や再配布に回せる場面があるでしょう。焦って処分する前に、まずは使える状態かどうかを確認してみてください。

まだ使えるチラシかどうかを先に確認しよう

余ったチラシを活用する前に、まず確認したいのが掲載情報の新しさです。見た目がきれいでも、中に載っている情報が古ければ、そのまま配るのは避けたいところでしょう。まずは、手元のチラシが今の店舗情報と合っているかを順番に見ていきます。
| 確認項目 | そのまま使えるか | 理由 |
| 営業時間 | 変更なしならYes | 実際の稼働時間と乖離があると来店時の混乱を招く |
|---|---|---|
| 料金 | 改定なしならYes | 値上げ前の古い価格表記は誤解やクレームの原因になる |
| キャンペーン | 期間内ならYes | 終了済みのイベントだと案内内容と実態がずれる |
| QRコード | 正常表示ならYes | リンク切れを起こしていると大きな機会損失につながる |
| 地図・住所 | 変更なしならYes | 移転前の情報だと顧客を別の場所へ案内してしまう |
表を見て、すべて変更がなければ、そのチラシはまだ十分使える可能性があります。一方で、一つでも古い情報が見つかった場合は注意が必要です。次は、古い情報が入ったチラシを配るとどんなリスクがあるのかを見ていきましょう。
有効期限や古い情報の入ったチラシには注意が必要
余ったチラシで気をつけたいのが、載っている情報が今も正しいかどうかです。価格改定前の料金や、すでに終了した割引キャンペーンがそのまま残っていると、お客様へ誤った案内をしてしまいます。
特に怖いのは、お客様の信頼を失う場面です。例えば、チラシに今なら1,000円引きと書いてあったため来店したのに、会計時にそのキャンペーンは先月で終わりましたと言われたらどうでしょうか。多くの方は騙された、嘘の広告だったと感じるはずです。怒りやがっかりした気持ちから、口コミサイトやSNSに厳しいレビューを書かれてしまう可能性があります。
さらに、日本の法律では、すでに終わっている割引や特典を、現在も続いているように見せて集客する行為は禁止されています。悪気がなく、うっかり古いチラシを配ってしまった場合、役所から注意を受けたり、お店の名前が公表されたりするケースがあります。記載されている内容で古い情報があるなら、そのまま配らず必ず確認してください。
余ったチラシを無駄にしない活用方法

手元にあるチラシをすぐ活かしたいなら、まずは費用をかけずに始められる方法がおすすめです。お店の入り口やレジ横にチラシを置くだけで、興味を持ったお客様が手に取りやすくなります。会計時にお知り合いにぜひどうぞと一言添えて渡せば、自然な口コミにつながるかもしれません。
もし500枚以上まとまって余っているなら、再配布を考える価値があります。前回反響が良かったエリアへ絞って配り直すと、新しい見込み客へ届く可能性が高まるでしょう。また、法人向けサービスを扱う会社なら、営業資料や会社案内に挟み込む使い方で効果が見込めます。
通販やネットショップを運営している場合は、発送する商品に同梱する方法が便利です。商品を楽しみに待っていたお客様は、同封された案内に目を通しやすい傾向があります。ポスティングだけにこだわらず、チラシが活きる場所を広く考える発想が売上アップへの近道になるでしょう。
情報が古いチラシで活かせるケースがある
チラシの情報が少し古くなっていても、すぐ処分する必要はありません。内容によっては、少し手を加えるだけで再び使えるケースがあります。大きなデザイン変更が不要なら、低コストで十分対応できる場合があるでしょう。
まず、古いURLや電話番号は訂正シールで上から貼り替える方法があります。キャンペーン期間が延びたなら、期間延長と書かれたスタンプを押すだけで印象は変わります。店長のおすすめや人気商品を赤ペンでひと言書き足すだけで、手作り感が出て親しみやすさが生まれるでしょう。
さらに便利なのが、QRコードを印刷した小さなシールを貼る方法です。例えばチラシに載っている営業時間やキャンペーン内容が古いなら、最新情報をまとめたWEBページを作り、そのページへ飛べるQRコードを上から貼ります。チラシを刷り直さずに新しい情報を案内できるので、修正費用を抑えたい場合に役立つでしょう。
次回チラシを余らせないために意識したいこと

チラシを余らせないようにするには、印刷前の部数設計を見直す必要があります。よくある失敗が、エリアの総世帯数をそのまま印刷枚数にしてしまうケースです。実際には配布禁止マンションや投函不可物件があるため、全世帯に配れるとは限りません。一般的には投函可能率を80%前後で見積もると、現実に近い枚数を考えやすくなります。
初めて配布するエリアなら、最初から大量印刷しない判断が大切です。いきなり1万枚刷るより、まずは3,000枚ほどで小規模に試し、反響を見ながら増やすほうが無駄を減らしやすくなります。問い合わせ数や来店数を確認すれば、その地域との相性が見えてくるでしょう。
さらに、どこに配るかという考え方が欠かせません。広く配るより、自社の商品やサービスを必要とする人が多い地域へ絞ったほうが、反響につながりやすい場合があります。配布エリアを考える際は、総務省統計局で世帯数や人口構成を確認する方法が役立ちます。印刷枚数より先に、誰に届けるかを考えてみましょう。
まとめ|余ったチラシは工夫次第で集客に活かせる

今回は、ポスティングで余ってしまったチラシを無駄にしない活用法や、上手に使い切るための工夫をご紹介しました。オフィスや店舗の隅に積まれたチラシを見て、もったいないと感じている方がいるでしょう。ですが、店頭設置や手渡し、ちょっとした修正を加えるだけで、チラシは新しいお客様を呼ぶ頼もしい販促ツールへ変わります。
チラシが余ったからといって、販促が失敗だったと考える必要はありません。今回の結果は、配布エリアの特徴や実際の投函率を知る貴重な経験になったはずです。その学びを次回に活かせば、印刷枚数や配布計画の精度が上がり、より効率のよい集客が目指せるようになります。
もし、手元にあるチラシを効果的に活用したい方や、次回は余りを減らしたいとお考えなら、株式会社ポスティングサービスへぜひご相談ください。私たちはチラシ配布だけでなく、印刷部数の調整や配布計画の見直し、さらにWEBを活用した地域集客まで幅広くお手伝いしています。小さな悩みでも構いませんので、まずはお気軽にお声がけください。

