ポスティングの反響率は、３つのポイントで大きく改善できます。誰に、何を、どのように配るのかが重要です。大量のチラシを配布するポスティングでは、少しの反響率の改善が大きな違いを生みます。
ポスティングの効果測定では、チラシの反響率は重要な指標です。もちろん、売り上げや収益に繋がることが大切ですが、まずは反響率です。
ポスティングの反響率に影響を与える要因と、反響率を引き上げるポイントについて解説します。
ポスティングの反響率に影響する５つ要因
ポスティングの反響率は、平均0.2％前後と言われています。つまり、500枚のチラシを配布して1件の問い合わせがあるという計算になります。
しかし、弊社がこれまでに実施したポスティングの中には、平均値を大きく上回るものも少なくありません。もちろん、やみくもにチラシを配布するだけでは効果は得られません。
そこでポスティングの反響率に影響する要因について、まとめます。ぜひ参考にしてみてください。
対象（ターゲット）の設定
ポスティングの対象によって、反響率は大きく変化します。
例えば、アンテナ工事の案内チラシを、マンションで配っても効果はありません。なぜなら、マンションでは個別の家庭でアンテナ工事が不要だからです。
チラシを配布した先が不要なものを案内するチラシは、反響率を下げます。つまり、対象（ターゲット）の設定は、まず最初に考慮すべき事項です。
チラシの配布地域（エリア）の選定
チラシを配布する地域（エリア）の選定も、反響率には強い影響があります。
例えば、学習塾のないエリアで、学習塾の新規開業のチラシの反響率は高いです。この場合、電車で3駅圏内にポスティングを実施することで反響率は高まります。
逆に、配布する地域のニーズに合わなければ広告は読まれません。このため、どの地域で宣伝をすれば効果的なのかを考えることが重要です。
なお、クルマの使用率が高い名古屋では、チラシの配布地域は広めにとることが成功の秘訣です。
チラシを配布する時期（タイミング）
ポスティングを実施するタイミングも、反響率を左右する要因です。
例えば、クリスマスケーキの宣伝チラシは10月頃に配布すると反響率が高いです。ただし、全国平均と比べ、名古屋の人々は検討を始めるのが早いです。もしかしたら9月下旬の配布の方が反響率が高い可能性があります。
チラシを配布するタイミングについては、試行錯誤が重要になります。しっかりと仮説を立てて、反響率の変化を確認していきます。チラシ配布する曜日や時間帯にまで配慮できれば、さらに良いです。
配布物のデザイン
配布物のデザインも、反響率への影響が大きい項目です。
ポスティングのデザインにこだわることは非常に重要です。ただし、ただ単にカッコいいデザインや、派手なデザインが受けるわけではありません。
チラシを配布する対象や地域に合わせて、デザインを変更することも一手です。良いデザインに加えて、地域に合った内容であることが好ましいです。
伝えたい情報を簡潔にまとめ、目に留まりやすく、わかりやすいキャッチーなデザインにすることでターゲットに関心を持たせることができます。
ポスティング業者選び
ポスティング業者の選び方を間違うと、反響率を大きく下げる要因になります。
反響率が低い原因の中で最も危険視しなければならないポイントです。なぜなら、ポスティング業者の中には、残念ながら悪質な業者が存在します。
特に2017年以降、再びポスティングを利用する企業が増加しています。これによって初めてポスティングを行う企業を騙す業者が少なからず居ます。
依頼している業者が、悪質な業者にみられる条件に該当しないかをチェックしてください。ポスティングサービスでは、配布スタッフをGPSで管理するなど、不正や配布漏れを防ぐ施策を行っています。
反響率を上げるポイント
反響率が低い原因を理解できたところで、次はせっかく配ったチラシを無駄にしないためにも、反響率を上げるための主なポイントを3つ紹介していきます。
フィールドワークでターゲットを絞る
準備の段階でニーズやターゲットを絞り込み、無駄な配布を避けることで、無駄なコストを削減できます。
実際に地域に出向いてみて、自分たちの足でフィールドワークを行うことで、その地域の特徴を把握することができます。
目に留まるチラシを考える
やみくもにチラシを配るのではなく、どうすればターゲットの目に留まるのかを考え、デザインしましょう。
ターゲットがなにを求めているのか、商品を買うことでどのようなメリットがあるのかなどを、わかりやすく紹介するとよいでしょう。
信頼できる業者を選ぶ
悪徳業者の特徴に、地域相場よりも極端に依頼料が安い、ネットで悪い口コミがある、そもそも情報がない、などが挙げられます。
依頼する前に業者とコミュニケーションを重ね、適切な業務が行われているかどうかを判断することが大切です。
まとめ
今回は、ポスティングの反響率が低くなる原因と、反響率を上げるためのポイントについて解説していきました。
地域やターゲットを絞らずにポスティングを行うと、無駄にコストがかかってしまいます。
また、配布物のデザインはターゲットの購買意欲に大きな影響を与えるため、簡潔でわかりやすく、目に留まるようなデザインにするのがよいでしょう。
そして悪徳業者に仕事を依頼しないためにも、業者とのコミュニケーションが大切であり、また口コミのいい業者を選ぶのが安全です。
ポスティングの仕事の依頼の際は、ぜひ株式会社ポスティングサービスをご利用ください。
