デイサービスの利用者を増やしたいと思い、チラシを作ろうと考える施設は少なくありません。ただ、施設の情報をたくさん載せれば問い合わせが増えるとは限らないでしょう。まず意識したいのは、手に取った人が安心して相談できそうと感じる内容にする点です。
デイサービスを探している人だけでなく、ご家族が代わりに情報を集めているケースが多くあります。そのため、設備やサービスを並べるだけでは魅力が伝わりません。どんな一日を過ごせるのか、どんなスタッフが迎えてくれるのかが分かるチラシは、見学や問い合わせのきっかけになりやすくなります。
この記事では、ターゲットの考え方から掲載したい情報、写真の選び方、配布のコツまで順番に解説します。初めてチラシを作る方でも取り入れやすい工夫を紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。利用者やご家族に安心感が伝わる一枚を、一緒に目指しましょう。
誰に届けるかが成功の第一歩!チラシのターゲットを決めよう

デイサービスのチラシを作るとき、高齢者本人へ向けた内容を考える施設は少なくありません。しかし、自宅のポストからチラシを取り出し、内容をじっくり読む人は、ご家族であるケースが多いです。誰が最終的な利用を考えるのかを意識するところから始めてみましょう。
特に40〜50代の息子や娘、その配偶者は、仕事や家事と介護を両立しながら施設探しを進めています。忙しい毎日の中で読むため、長い説明より安心できる情報が伝わる内容の方が印象に残るでしょう。親が笑顔で過ごせそう、自分も安心して任せられそうと思える一枚を目指してください。
今回のように家族へ届けるチラシでは、専門用語を並べる必要はありません。一方で、ケアマネジャー向けなら医療連携や認知症への対応力など、専門性を伝える内容が適しています。届ける相手が変われば、チラシに載せる情報が大きく変わると覚えておきましょう。

選ばれるデイサービスのチラシに載せたい情報とは?

ポストに届いたチラシは、数秒で読むかどうかを判断されます。そのため、何の施設なのか、どこにあるのかがすぐ分からない紙面では、内容まで目を通してもらえません。最初に知りたい情報が見つかるレイアウトを意識しましょう。
家族が安心して問い合わせできるチラシを目指すなら、載せる情報を整理する工夫が欠かせません。施設名や電話番号、サービス内容といった基本情報に加え、スタッフの顔写真や一日の流れを組み合わせると、施設の雰囲気が伝わりやすくなります。
文字を並べるだけでは見づらくなるので、情報は次のように整理して掲載するのがおすすめです。
| 必ず載せたい情報 | あると安心できる情報 |
| 施設名・電話番号・営業日 | スタッフ紹介(顔写真と一言) |
|---|---|
| サービス内容(リハビリ等) | 1日のスケジュール(時間割) |
| 分かりやすい地図 | 実際の利用者の声・感想 |
| 無料体験・見学の案内 | 実際の食事やレクリエーションの写真 |
| 送迎対応エリアの目安 | 利用料金のおおよその目安 |
写真で安心感を伝える!デイサービスに合ったデザインのコツ
デイサービスのチラシでは、豪華な建物や設備を見せるより、人の温かさが伝わる写真を主役にしましょう。スタッフと利用者が笑顔で会話している場面は、施設の雰囲気を一目で伝えてくれます。特に全国的に事業所数が多く、競争が激しい名古屋市のような地域では、人柄が伝わる一枚が他施設との差につながるでしょう。
写真選びで気を付けたいのが、無料素材サイトのモデル写真ばかり使ってしまうケースです。整い過ぎた笑顔は現実味が伝わりにくく、地域の読者には既視感を与えてしまいます。少し自然な表情だったとしても、実際のスタッフや利用者とのふれあい、湯気が立つ手作りの食事など、普段の様子が感じられる写真を選ぶ方が安心感は高まります。
さらに効果を高めるなら、写真の下へ短いコメントを添えてみてください。例えば、スタッフの○○です、毎日皆さんと楽しく過ごしていますといった一言があるだけで、施設との距離がぐっと縮まります。
読んでもらえるチラシは文字を詰め込みすぎない
デイサービスの魅力を伝えたいと思うほど、サービス内容や設備、行事、リハビリ、食事、送迎といった、多くの情報を載せたくなります。しかし、文字でいっぱいになったチラシは読む前に難しそうという印象を与えがちです。まずは一番伝えたい内容が目に入る紙面を意識してみましょう。
例えば、無料体験実施中や見学受付中といった案内を大きく配置し、その周りに営業時間や電話番号など必要な情報をまとめると、内容が伝わりやすくなります。キャッチコピーは13文字前後を目安に短くまとめ、説明文は長く続けず区切るのがおすすめです。
文字を減らして余白を作ると、写真や伝えたい内容が自然と目立つようになります。紙面の約3割は何も置かないスペースとして残すくらいが、見やすいレイアウトの目安です。全部を伝えようとするより、興味を持って見学や問い合わせにつながる情報を選んで載せてください。
ポスティングの効果を高める!配布エリアとタイミングの考え方

チラシは、たくさん配れば反響が増えるとは限りません。デイサービスの場合は送迎できる範囲が決まっているため、施設から半径3〜5km以内を目安に配布エリアを考えるのが基本です。通える距離に住む方へ届けるほうが、見学や利用につながりやすくなります。
配布先をさらに絞るなら、高齢者が多く暮らす古い戸建て住宅が並ぶ地域や、親世代と子世代が同居しているケースが多い分譲マンション周辺がおすすめです。エリアを決めずに広く配るより、利用を検討する可能性が高い家庭へ集中して届ける方が、限られた予算を有効に使えるでしょう。
配布する時期に気を配りたいところです。体調を崩しやすく生活環境を見直す家庭が増える春先の3〜4月や秋口の9〜10月は、デイサービスを探し始めるきっかけが生まれやすくなります。さらに、ケアマネジャーの動きが活発になる年末年始前を意識すると、相談や見学につながる機会を増やしやすくなります。
チラシだけで終わらせない!見学や問い合わせにつなげる工夫
チラシを見て興味を持っても、すぐ電話をかけるのは勇気がいるものです。特に初めてデイサービスを探すご家族は、何を話せばよいか分からず、そのまま問い合わせを諦めてしまう場合があります。電話番号だけを載せるのではなく、ホームページを見たとお伝えくださいと最初の一言を書き添えると、気軽に連絡しやすくなるでしょう。
最近では、スマートフォンで情報を確認してから問い合わせる人が増えています。そのため、見学予約や施設紹介のページへつながるQRコードは、大きめに掲載するのがおすすめです。詳しい一日の流れや写真、利用料金など、紙面に載せきれない内容はホームページで案内すると、チラシは見やすいまま必要な情報をしっかり届けられます。
さらに信頼感を高めたい場合は、自社のホームページだけでなく、厚生労働省が運営する介護サービス情報公表システムに事業所情報が正しく登録されているか確認しておきましょう。チラシを見たご家族がインターネットで検索した際、公的な情報と内容が一致していると、安心して相談しやすくなります。
デイサービスの魅力が伝わるチラシで地域とのつながりを広げよう

デイサービスのチラシは、施設の情報を並べるだけでは十分とはいえません。利用を検討する40〜50代のご家族を意識し、安心して任せられると感じてもらえる内容へまとめる工夫が欠かせません。誰に届けたいのかを明確にするだけで、伝わり方は大きく変わるでしょう。
さらに、スタッフと利用者の自然な笑顔が伝わる写真を選び、送迎に対応できる半径3〜5kmの地域へ計画的に配布することが反響につながるポイントです。見やすいレイアウトや問い合わせしやすい工夫まで意識できれば、ご家族が施設を知るきっかけを作りやすくなります。
株式会社ポスティングサービスでは、デイサービスの魅力を分かりやすく伝えるチラシのデザイン制作から、地域の高齢者世帯を狙った効率的なポスティングまで一貫してサポートしています。初めてチラシを作る方や、思うような反響が得られずお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

