ポスティングと街頭サンプリングは、どちらもある程度の人員を必要とする広告手段であり、混同されることが多いです。
しかしそこには配布方法や実施するにあたって必要な費用、反響率などに違いがあります。
今回は、ポスティングと街頭サンプリングのどちらがコスパが良く、そして高い反響を得ることができるのか、さまざまな観点から解説していきます。どちらを選ぶべきか迷っている事業者の方は、この記事を判断材料にしてください。
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ポスティングと街頭サンプリングを比較
配布方法の違い
配布員が動くという点は共通していても、ポスティングと街頭サンプリングでは接触の仕方がまったく異なります。
ポスティングは特定地域の世帯やオフィスのポストにチラシを直接投函する広告手段です。相手が在宅していなくても確実に届けられる点が特徴で、配布物をポスティングの基礎知識として押さえておくと、他の手法との違いが見えやすくなります。
一方の街頭サンプリングは、街中に配布員が立ち、通行人たちに向けて広告物を配布します。
ただ、直接対面によるサンプリングは受け取ってもらえない可能性もあり、ポスティングよりも配布の難易度が高い点が特徴です。さらに配布員の印象によって宣伝したいサービスや企業イメージがそのまま相手に伝わるため、場合によってはマイナスイメージを与えてしまうリスクもあります。
また、チラシよりもガムやドリンク、有名ブランドの化粧品サンプルといった実物のほうが街頭では受け取ってもらいやすい傾向にあります。ポスティングできる販促物の種類を確認すると、チラシ以外にもサンプル品やマグネット、ティッシュなどを投函できる場合があるため、サンプリングで使う配布物をそのままポスティングに切り替えられるケースもあります。
街頭サンプリングには許可が必須
街頭サンプリングの際には、配布する場所や個人・企業にかかわらず事前に申請する必要があります。
許可の申請先はその地域を管轄する警察署で、「道路使用許可書」をもらうことで街頭サンプリングを行うことができます。申請には配布場所・日時・人数・配布物の内容などを具体的に記載する必要があり、受理されるまでに一定の日数がかかる点も計画段階で見落とされがちです。
無許可で街頭サンプリングをしてしまうと、道路交通法に基づいた罰金や注意を受ける対象となるので気を付けましょう。繁華街や駅前など人通りの多い場所ほど審査が厳しくなる傾向があるため、実施したい場所が決まったら早めに警察署へ相談することをおすすめします。
一方でポスティングは、住宅やオフィスの敷地内への投函という私有地での行為になるため、街頭サンプリングのような道路使用許可は不要です。この手続きの有無が、準備期間や実施のハードルに直結します。
配布期間の違い
街頭サンプリングと比較すると、ポスティングの方が配布期間は長期間になります。
地域を指定し、該当するポスト全てに投函するには最低でもおよそ1週間必要です。また、定期的に配布をすることで反響率が上がるため、やはり配布期間は長期になるケースがあります。チラシ配布のタイミングを工夫しながら継続的に投函することで、受け取る側の記憶に残りやすくなる点もポスティングならではの強みです。
ポスティングを業者に依頼する際、配布をしてもらいたい期間と業者側が実施可能な時期が異なる場合もあるため、早めの見積もりと計画、事前の打合せが大切です。
サンプリングは配布するものに合わせて人員の設定や日時を決めます。例えば配布物がガムの新商品だった場合、発売日に合わせて1日で配布が完了するケースも多いです。人員が多く必要なうえに人通りの多い時間と場所を選ぶため、配布できる期間は限られてきます。短期集中で話題性を作りたい場合はサンプリング、じわじわと認知を広げたい場合はポスティング、と目的によって向き不向きが分かれます。
配布料金の違い
ポスティングと街頭サンプリングを比較した際、同じ数の配布物を配布した場合の料金は街頭サンプリングの方が高くなります。
理由としては、街頭サンプリングは対象者が必ず配布物を受けとるとは限らないため、同じ量の配布物を配るためにはポスティングより多くの人員が必要となるからです。また、配布物の製造コストもかかってしまうので、人件費と合わせると費用は高額になる傾向があります。
配布したいものに合わせて配布方法を選び、事前に見積もりをとって検討することが重要になるでしょう。具体的な料金イメージはポスティングの料金・配布プランで確認できますので、街頭サンプリングの見積もりと比較する際の参考にしてください。
反響率の違い
ポスティングは0.1~0.3%と、チラシを利用した広告方法の中でも高い反響率が得られます。
街頭サンプリングは相手が配布物を手にするか決めることができるため、受けとってもらう確率が低い面もあります。また、街頭サンプリングは街中の人に対してランダムに配布を行うために反響率の統計をとることが難しく、改善点を見出しにくいというデメリットがあります。
ポスティングの場合、業者によっては地域に特化した情報に基づいて配布先を決定します。回数を重ねるほど反響が上がる効果があることから、長期的に配布を実施するポスティングのほうが比較的高い反響率を獲得できるでしょう。他の手法との反響率の違いが気になる方は、ポスティングと新聞折込の比較やダイレクトメールとの比較もあわせて参考にしてみてください。
ターゲット設定の重要性
反響率や料金の差以上に、より高い効果を生むためには明確なターゲットの選定が非常に重要となります。
ポスティングと街頭サンプリングは、宣伝したい内容に合わせて配布するターゲットが異なり、最適な宣伝方法も異なってきます。
ポスティングは地域の特性や人口比などを統計的に把握し、エリアごとに配布先の選択が可能です。配布できるものも幅広く、さまざまな広告が配布物として該当するためターゲティングがしやすいという利点があります。例えば子育て世帯が多いエリアに絞って子ども向けサービスのチラシを配る、単身世帯が多いエリアに食品の宅配チラシを配るといった使い分けができます。
街頭サンプリングは目視で配布したい人を選択可能なため、サンプル品の特性によって配布対象者を選ぶほうが効果的です。例えば美容系のサンプルであれば女性が多く通る時間帯の駅前を選ぶ、といった判断が現場でできます。ただし、確実に相手に受け取ってもらう必要があるためポスティングよりコストがかかってしまいます。
どちらを選ぶべきか、現場からの判断基準
長年ポスティングの現場を見てきた立場から言うと、選択の基準は「認知を広く、繰り返し届けたいか」「その場で体験してもらい、即時の反応を得たいか」のどちらを優先するかで決まります。
- エリア全体に継続的に認知を広げたい、新規開業や既存店の周知を狙いたい場合は、ポスティングが向いています。
- 新商品のサンプルを実際に手に取ってもらい、発売日に合わせて話題を作りたい場合は、街頭サンプリングが向いています。
- 予算が限られており、配布数に対するコストを抑えたい場合は、ポスティングのほうが総じて有利です。
- 配布物が液体・食品など、物理的な説明や実演が必要なものは、街頭サンプリングのほうが伝わりやすいケースがあります。
なお、チラシの投函先はポストに限らず、郵便局の仕組みを使う方法もあります。全戸配布を前提としたタウンプラスや、タウンメールとの比較も、エリアを面で押さえたい場合の選択肢として検討する価値があります。
併用という選択肢
実際の現場では、ポスティングと街頭サンプリングを目的別に併用する事業者も少なくありません。
例えば、新商品発売のタイミングで街頭サンプリングを実施して話題性を作り、その後の継続的な認知拡大はポスティングで担う、という組み合わせです。街頭サンプリングは単発でインパクトを出せる一方、反響の統計が取りにくいという弱点があります。その弱点を、エリアと期間を調整しながら効果測定がしやすいポスティングで補うことで、短期の話題作りと中長期の認知定着を両立できます。
どちらか一方に絞らず、商品やサービスのフェーズに合わせて配分を変えていく視点も、コストパフォーマンスを高めるうえで欠かせません。
まとめ
今回はポスティングと街頭サンプリングを比較しました。
どちらを選択するかは、目的やターゲットに合わせて選択するべきでしょう。配布方法・許可の有無・配布期間・料金・反響率のいずれを見ても、両者には明確な違いがあり、優劣ではなく目的との相性で判断することが大切です。
株式会社ポスティングサービスには長年業界に携わってきた実績とノウハウがあります。ポスティングに関するご依頼、ご相談の際にはポスティングのご相談・お見積りからぜひお問い合わせください。
