ポスティングというと、○○市や○○町といったエリアを決めて配るイメージを持つ方が多いでしょう。ところが実際には、地域だけでなく建物の種類まで絞って配布できる方法があります。知らずに広い範囲へ配り、思うような反響が得られなかったというケースは珍しくありません。
例えば、リフォーム会社なら戸建住宅、不動産会社なら賃貸マンションというように、業種によって相性の良い配布先は異なります。法人向けサービスなら、一般住宅より事業所へ届けた方が効率的な場面があるはずです。
実は、マンションだけ、戸建のみ、賃貸マンション限定、事業所限定、住所指定、駐車場のある住宅だけといった配布方法を選べる場合があります。自社のサービスに合う届け先が分かれば、無駄な配布を減らしやすくなるでしょう。この記事では、それぞれの条件指定ポスティングの特徴や活用例を紹介します。
ポスティングは配布先を細かく指定できる?条件指定配布が注目される理由

以前は、ポスティングといえば町単位や学区単位で広く配る方法が一般的でした。しかし最近は、広告費を無駄なく使いたいという理由から、届ける相手を絞る配布方法に注目が集まっています。まずは、どのような条件指定があり、どんな業種と相性が良いのかを見てみましょう。
| 配布方法 | 向いている業種・サービスの例 |
| 戸建てのみ | リフォーム・外壁塗装・ハウスクリーニング |
|---|---|
| マンションのみ | 学習塾・宅配サービス・飲食店 |
| 賃貸マンションのみ | 不動産・引越し・インターネット回線 |
| 事業所のみ | 法人向けサービス・オフィス機器・求人募集 |
| 住所指定 | 新店舗オープン告知・特定エリア向け販促 |
| 駐車場のある家だけ | カー用品・外構工事・カーポート関連 |
このように、同じポスティングですが配布先の選び方は一つではありません。扱っている商品やサービスによって、相性の良い届け先は変わってきます。最初からターゲットに近い場所へ配る方が、効率よく認知を広げられるでしょう。

戸建てのみへの配布が向いているケースとは
まず、戸建て住宅だけにポスティングする方法は、住まいに関するサービスと相性が良い配布方法です。戸建てに住んでいる方は建物の所有者である場合が多く、修繕や設備の入れ替えを自分で判断できます。必要性を感じれば、問い合わせや相談につながりやすいでしょう。
特に相性が良いのは、外壁塗装や屋根リフォーム、太陽光パネル、蓄電池の設置といった住宅関連のサービスです。庭木の手入れや草むしり、外構工事、シロアリ対策は、マンションにはない戸建てならではの悩みに応える内容といえるでしょう。また、不用品回収やハウスクリーニング、見守りサービスといった、高齢世帯向けの案内に活用されています。
さらに、戸建てはファミリー世帯が多い地域があり、教育や暮らしに関する商材との相性が良いです。学習塾や家庭教師、ピアノ教室、高級食材の宅配サービスは、配布先を戸建てに絞ることで無駄を減らしやすくなります。商品やサービスを必要としている人へ近づけるという点で、戸建て限定配布は選択肢の一つとして検討する価値があるでしょう。
マンション・賃貸マンションだけに配布するメリット
マンションや賃貸マンションへの限定配布は、短い時間で多くの世帯へチラシを届けやすい方法です。建物内に多くの住戸が集まっているため、効率よく配布できる点が大きな魅力といえます。店舗の近くに大型マンションがあるなら、商圏内へ集中的にアピールしやすくなるでしょう。
特に、飲食店のテイクアウトやデリバリー、学習塾、習い事教室、フィットネスジムはマンションとの相性が良い業種です。近くに住んでいる人が利用するサービスは、通いやすさや手軽さが選ばれる理由になります。また、賃貸マンションに絞れば、不動産会社や引越し業者、不用品回収、インターネット回線の案内等、住み替えを検討している層へ届けやすいです。
例えばポスティングが盛んに行われている名古屋では、駅前のマンション街と郊外の住宅地で、住んでいる人の年代やライフスタイルが大きく異なります。単身者向けサービスなら駅近くのワンルームマンション、学習塾や子ども向け習い事ならファミリータイプの物件を意識して配布すると、チラシを手に取ってもらえる可能性が高まりやすくなります。
事業所のみ・住所指定配布はどんな業種におすすめ?
事業所のみへのポスティングは、企業や店舗、オフィスビルを対象にチラシを届ける配布方法です。一般住宅を除外できるため、法人向けサービスを扱う会社に向いています。見込み客になりにくい家庭へ配布する無駄を減らし、効率よくアプローチしやすくなるでしょう。
特に、複合機リースやオフィス家具、インターネット回線、オフィス清掃、税理士や社会保険労務士といった法人向けサービスと相性が良いです。オフィス弁当や会議用ケータリング、置き型社食など、企業の福利厚生に関わるサービスで活用されています。また、人材派遣や求人募集の案内を近隣の企業へ届けたい場合、事業所限定配布が最適でしょう。
一方、住所指定配布は、あらかじめ決めた建物やエリアへピンポイントでチラシを届けられる方法です。美容室や工務店、自動車ディーラーが休眠顧客への再来店案内に利用したり、新しく開業するクリニックやスポーツジムが狙った地域だけに告知したりするケースがあります。届ける相手を細かく選べるため、限られた予算で効率よく販促を行いたいときに役立つ配布方法といえるでしょう。
駐車場のある家だけなど細かな条件指定が反響アップにつながる理由
ポスティングの反響を高めるには、できるだけ商品やサービスを必要としている相手へ届ける工夫が欠かせません。その点、駐車場のある家だけといった細かな条件指定は、見込み客を絞り込みやすい方法です。建物の外観から分かる特徴を活用するため、ターゲットに近い世帯へ効率よくアプローチできます。
例えば、自動車ディーラーや車検、出張洗車、カーコーティングといったサービスは、車を持っている家庭でなければ利用につながりません。駐車場やカーポートのある住宅へ配布すれば、興味を持ってもらえる可能性は高くなるでしょう。また、カーポートの設置や駐車場の拡張工事、防犯カメラの設置といった外構・エクステリア関連の案内と相性が良い配布方法です。
細かな条件指定には、無駄なコストを減らせるというメリットがあります。例えば、一万世帯あるエリアの中から見込み客になりやすい三千世帯へ絞ってみましょう。残り七千世帯分の印刷費や配布費用を抑えられます。浮いた予算を使って同じ地域へ時期をずらして再配布すれば、チラシを思い出してもらえる機会が増え、問い合わせにつながる確率が高まるはずです。
配布先を工夫するだけでポスティングの費用対効果は変わる

条件指定ポスティングを活用するなら、どのエリアにターゲットが多いのかを事前に調べておくと効果が高まります。何となく住宅街だから、オフィス街だからという感覚だけで配布先を決めると、思ったような反響につながらないケースが多いからです。まずは地域の特徴を知り、自社の商品やサービスと合う場所を探してみましょう。
そのような場面で役立つのが、国が提供しているRESAS(地域経済分析システム)です。人口構成や世帯数、人の流れを確認でき、子育て世帯が多い地域なのか、事業所が集まるエリアなのかを把握しやすくなります。例えば事業所向けポスティングを考えているなら、企業や店舗が集まる地域を調べてから配布計画を立てることで、無駄な投函を減らしやすくなるでしょう。
配布する枚数を増やすだけでは、反響が比例して増えるとは限りません。ターゲットが多い場所を見極めて配布先を絞り込めば、同じ予算で効率よく見込み客へ情報を届けられます。浮いたコストを反響の良かった地域への再配布に回すなど、計画的に活用する工夫が集客アップへの近道になります。
自社に合った配布方法を選ぶことが反響アップへの近道

これまでポスティングは、配布エリアを決めて一斉に届ける広告手法というイメージが一般的でした。しかし実際には、建物の種類や利用目的に合わせて届け先を工夫すれば、より効率的な集客を目指す方法が選べます。
少し配り方を変えるだけで、新しい見込み客と出会えるきっかけになるかもしれません。まずは自社のお客様像を思い浮かべながら、相性の良い配布方法を試してみてはいかがでしょうか。
株式会社ポスティングサービスでは、戸建て限定、マンション限定、賃貸マンション限定、事業所のみ、住所指定、駐車場付き住宅への配布など、幅広い条件指定ポスティングに対応しています。業種や目的に合わせた配布方法のご提案も行っていますので、どのような形で配ればよいか迷った際は、お気軽にご相談ください。

