以前、ネットで「ポスティングスタッフを見張るバイトが募集されている」といった噂があったのをご存知でしょうか。
内容はポスティングスタッフがきちんと配達をしているのか確認することです。
結論から言いますと、ポスティングスタッフを見張るバイトは存在しません。
しかし、ポスティング業者は違う形でポスティングスタッフの行動管理を行っています。
今回は、ポスティングスタッフの行動管理にどのような方法があるのかを紹介していきます。
ポスティングスタッフを見張るバイトはない！
ポスティングは基本単独で配布行為を行うため、スタッフの意識次第で不正が行えてしまいます。
そこで不正を防ぐためにスタッフの行動を監視したいと考える業者もいるでしょうが、実際に行動を見張る業務をバイトとして募集することはありません。
なぜ、ポスティングスタッフを見張るためのバイトが存在しないのか主な3つの理由を紹介していきます。
個人情報流出の懸念
一つ目は「見張りのために個人情報を流出させてしまう」ことです。
見張らせるためには、具体的な配布場所やスタッフの特徴や顔が分かる写真を見張りのバイトに教える必要がありますが、スタッフの許可なしに個人情報を第三者に教えるのは個人情報保護の観点から好ましいことではありません。
費用対効果が悪い
二つ目は「費用対効果が悪すぎる」ことです。
仮に見張りのバイト1人当たり日給8000円とします。
ポスティングスタッフ1人に対して見張り1人雇うとすると、スタッフ20人いれば1日で16万円必要になり、スタッフ2人を1人で見張っても1日8万円もかかってしまいます。
見張りの見張りが必要
三つ目は「結局、本当に見張っているのかわからない」ことです。
見張りのバイトに、ポスティングスタッフの行動を見ているのか確認する必要がありますが、「きちんと配っていました」と言われても信用できるでしょうか。
カメラで写真を撮って報告するようにしても盗撮のような形になりますし、誤解を生む行為は会社の信用にも関わります。
結局、見張りのバイトを見張るバイトが必要になってしまいます。
以上のことからも、ポスティングスタッフを見張るバイトは存在しないと結論づけられます。
ポスティングスタッフの行動管理方法
ポスティングスタッフの行動を見張るバイトは存在しないことを解説していきました。
しかし、スタッフの管理は必要です。
では一体、会社はポスティングをどのようにして管理しているのか有効的な2つの方法を説明していきます。
キャラバンポスティングでリーダーが管理
一つ目がキャラバンポスティングでリーダーが管理する方法です。
キャラバンポスティングとは「キャラバン配布」とも呼ばれるもので、ポスティング会社のスタッフが一度会社に出社して3〜4人ずつの編成を組み、そのチームごと車で移動しながらチラシを配布する方法です。
各チームに社員またはリーダーを配布することで、チーム内のスタッフの行動を管理・把握することができます。
GPSで管理
二つ目がスタッフをGPSで位置管理する方法です。
GPS機能を使うことで移動ルートや所要時間など配布状況が把握でき、不正の有無の判断が可能になります。
ちなみにGPSでポスティングスタッフの行動管理を行う場合「GPSロガー」を使っているポスティング会社が多いです。
GPSロガーとは、USBメモリほどの大きさで、登山やハイキング、バイクツーリングなどに利用されています。
これを配布スタッフに持たせることで行動管理を行います。
まとめ
今回の記事では、ポスティングスタッフを見張るバイトがあるというネットの情報についての検証と、スタッフの管理方法について紹介していきました。
ポスティングスタッフを見張るバイトはポスティング会社のメリットが少なすぎることからも存在しません。
ポスティングスタッフの行動管理にはキャラバンポスティングとGPS機能が一般的に使われています。
GPSロガーを使うことで行動管理以外にも、配布ミスの減少や配布効率の上昇といったメリットも生まれます。
公正で正確なポスティングをお求めの方は株式会社ポスティングサービスまでお気軽にお問い合わせください。
