ポスティング会社は常に丁寧な配布を心掛けていますが、どうしても避けられないのが住民からの苦情・クレームです。
ポスティング会社の中でも料金の安さをアピールする会社は質の低い作業をするイメージがあることから、受ける苦情やクレームが多い印象を持たれる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、料金の安いポスティング会社になぜ苦情が多くなるのか解説していきます。
ポスティングへの苦情・クレーム
ポスティングへの苦情やクレームの原因は、配布員の人的ミスによるものが主になります。
特に管理が行き届いていない会社ほどその数は多くなってしまい、中には業者自体が不正を行うといったケースもあります。
苦情については対策を取れば防げるものばかりで、多くのポスティング会社では苦情が発生した後には再発を防ぐ為の様々な対応を行っています。
そこで苦情につながる具体的な例をいくつか説明します。
・「チラシ禁止」宅に配布する
ポスティングで特に多い苦情は、「チラシ禁止」のステッカーが貼ってある住居に配布してしまうことが原因になります。
この場合は見落としが原因で、見落としのミスなどに何か対策を行っているかポスティング会社に確認するとよいでしょう。
また、ステッカーを貼っていなくても「自宅にチラシを配らないでほしい!」などのクレームが来ることがあります。
一度配布を断る苦情が入ったらその住居の記録を直ちに配布禁止リストに残し、次回から配布しないように徹底している業者などが好ましいでしょう。
・無理やりチラシを押し込む
すでに他社の広告で埋まっているポストに無理やり投函してしまうのも、苦情につながる原因です。
無理やり押し込んだ結果として広告が折れ曲がったりしてしまうと、広告の見た目の印象が悪くなってしまいます。
また、力ずくで投函したことでポストを壊してしまう恐れもあり苦情だけではすまない事態になる可能性もあるので注意しましょう
・同じチラシを入れる
ポストに同じチラシを入れてしまうことで苦情になる事例も少なくありません。
時には2枚に重なった状態で投函してしまうことがあるので、指サックなどを使って1枚ずつ配布する工夫が必要です。
複数で手分けして配布を行う場合、すでに配布が完了したポストに別のスタッフが誤って投函してしまうことがありますので、重複配布が起きないよう対策も必要です。
しかし、配布するチラシが余った時などに故意に同じチラシをポストに入れ、全てのチラシを配ったように見せかける悪質な業者も存在しますので注意するようにしましょう。
安いポスティング会社=クレームが多い?
どのポスティング会社でも少なからず苦情はあり、安さを売りにしていない業者でも苦情が多くなることがあります。
配布軒数が多くなるほどチラシを目にする人が多くなるため苦情が増える場合もありますが、それはポストにきちんと配布しているという証でもあります。
弊社では配布スタッフをGPS管理し、配布漏れを防ぐとともに、不正行為にも厳しい目を向けています。
確認するべきは適切な対応を行うかどうかで、しっかり対策を取っている会社ほど苦情の頻度は少なくなります。
料金などよりもホームページの内容やこれまでの実績、電話等の応対姿勢、苦情発生時の対応方法などを確認してポスティング会社を選ぶとよいでしょう。
ポスティング苦情への対応
ポスティング時に苦情が発生した場合は、ポスティング会社はすみやかに対処しなければなりません。
苦情への対応について例を挙げるので、業者選定の目安としてください。
例えば、電話で苦情を訴えられた際は相手に再発防止策を伝え、社名と応対した社員の名前をきちんと伝えているか確認しましょう。
依頼主に直接苦情の電話が掛かってきた場合も相手の名前と住所、電話番号を必ず聞き、ポスティング業者に苦情の内容を共有できる業者がよいといえます。
また、苦情に対する業者独自のマニュアルを用意して、社員教育を徹底させている業者を選ぶようにしましょう。
「詫びに来い」など住民の怒りが激しい時は責任者が行くのが望ましいと言えますので、このような場合にはどの立場の方が苦情対応するのか確認するとよいでしょう。
苦情が発生したら再度その住宅に投函してしまわないよう、ポスティング配布データへ反映させることも欠かせません。
特に、警察に通報や金を請求するといった強い意思表示がある場合は気を付けなければならないため、配布データを常に新しい情報に更新しているか担当者へ確認するとよいです。
まとめ
今回は安いポスティング会社に苦情が多いのはなぜか、解説していきました。
ポスティングにおいて苦情やクレームを完全に避けることは難しいです。
だからこそどういった対策・対応を行っているのか確認するようにしましょう。
ポスティングの依頼だけでなく悩みや不安を抱えている方はぜひ、長年業界に携わってきた株式会社ポスティングサービスまでお問い合わせください。