ポスティングでは高い費用対効果を生み出すことも大切ですが、いかにしてクレームをなくすかという点も会社の評価を下げないために大切なことです。
特にクレームはチラシなどの配布中に発生しやすいです。
時間帯を考慮せずにチラシを配布してしまうと、場合によっては大きな問題に発展してしまうこともあるため注意が必要です。
そこで今回は、ポスティングの適切な配布時間について解説していきます。
ポスティングに適切な時間
予期できるクレームの発生するリスクを下げるためにも、ポスティングに適した時間を知っておくと良いでしょう。
・早朝
早朝の時間帯であれば車や人通りが少ないためにターゲットエリアまでの移動が安全にできるほか、投函作業を集中して行えるといったメリットが存在します。
また、早朝の時間帯は日中と違って他の郵便物による配布物の破損を心配する必要が無く、他の郵便物が入っていない確率も高いため、郵便受けへの投函が非常に行いやすい時間帯です。
さらに配布物などが見られやすい時間帯に配布することで、投函した配布物を手にとってもらいやすく、より消費者が配布物に目を通しやすくなります。
その一方で郵便受けへ投函している際の些細な物音を気にする住民や就寝中の方もいますので、配布には注意が必要です。
早朝という特殊な時間帯である以上、そのリスクを考慮せずに投函していると意図せぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
・夕方
夕方の時間帯は、仕事帰りの会社員や買い物から帰ってくる主婦などの帰宅時間に差し掛かるため、自宅に入る前にポストをチェックされることが多いです。
このため、その日の郵便物の投函が終わった夕方に投函することで郵便物の最上部にポスティングチラシが位置することになり、目にしてもらえる可能性が高くなります。
また、人の出入りが多い時間のため、配布物を投函するために集合住宅や一軒家などの周辺で行動していても不自然に思われる可能性はいくらか軽減されることでしょう。
集合住宅の場合には管理人への許可が必要になりますが、夕方の時間帯であれば管理人の仕事が落ち着いてくる時間帯なので、管理人の許可も取りやすくなります。
もし、管理人への許可を取らずに勝手に投函してしまった場合はクレームに繋がるため、クレーム対応の手間を無くして評判の低下を防ぐためにも許可を確実に得てから投函するようにしましょう。
ポスティングには不適切な時間
チラシ配布自体はいつでも行えますが、クレームやトラブルを防ぐためにも不適切な時間を確認しておきましょう。
・昼間
昼間は明るく、近隣の住民の方から不審に思われることが少ない時間帯です。
集合住宅の管理人も出勤しており投函の許可が得やすいため、トラブルは発生しにくくなります。
一見すると配布に適しているように思えますが、実際はチラシ以外に郵便などの投函物が多く、せっかく配布したチラシが他のものに紛れてしまい、効果が薄れてしまう可能性があります。
昼間でも住居に誰かがいればチラシを目にする確率は高くなりますが、その建物が留守なのか在宅なのかが判断できないため避けたほうが良いでしょう。
・夜
夜に業務を行う場合はトラブルに繋がりやすく、特に20時以降の配布は適していないため可能な限り日中に配布しましょう。
また、視界が悪くなることから進入禁止やチラシ投函禁止の貼り紙などを見落としやすくなり、チラシを投函した場合は大きな問題に繋がりかねません。
配布先の住民や管理人からクレームが入った場合はその建物への投函が難しくなるだけでなく、ポスティング業者や依頼者の評判が下がってしまう場合や賠償問題に発展する可能性もあります。
・深夜
深夜は管理人や周辺住民と出会う機会は少ないですが、万が一の場合には不審者と勘違いされてしまい、警察に通報されてしまう可能性もあります。
仮に警察に通報されてしまった場合には、住民の方や現場へ駆けつけた警察などへの状況説明の必要が生じます。
住民や管理人の中には会社にクレームを寄せる住民もいるため、トラブルを避けるといった意味でも深夜のポスティングは避けるようにしましょう。
また、深夜の自転車やバイクなどの移動は視界が悪いため事故が起きる可能性もあります。
ポスティング業者が営業時間外の場合は事故や重大なトラブルに対して迅速な対応ができないので、深夜のポスティングは避けるようにしましょう。
まとめ
今回はポスティングの適切な配布時間について解説しました。
ポスティングを行う上で配布する時間帯は非常に重要なため、宣伝効果の減少やトラブルを避けるためにも注意するようにしましょう。
株式会社ポスティングサービスは業界に長年携わってきたことによる実績とノウハウが蓄積されています。
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