ポスティングにおける配布手段には、大きく分けて「併配」と「単配」の2種類があります。どちらの配布方法にもメリット・デメリットがあり、目的や予算によって向き不向きが分かれます。
この記事では、1枚の広告だけを個人宅のポストに投函する「単配」について、仕組みからメリット・デメリット、実際に依頼する際の注意点まで詳しくご紹介します。ポスティング全体の基礎から確認したい方はポスティングとは(基礎知識)もあわせてご覧ください。
ポスティングの配布手段「単配」とは
「単配」とは単独配布の略で、1枚かつ1種類の広告のみを個人宅のポストに投函するポスティングの配布方法のことです。
別会社の広告と一緒に投函することで人件費をカットする「併配」と比較すると、単配は配布員が1軒あたりに投函する枚数が少ないため、その分だけ単価が上がりやすいのが特徴です。その代わり、配布エリアを町単位まで細かく指定できたり、他社チラシに埋もれないぶん反響率を高めやすいというメリットがあります。
配布方法には単配・併配のほかに、決められたルートを順に回る「キャラバン方式」もあります。エリア単位での回り方に興味がある方はポスティング広告の配布方法 キャラバン方式を解説も参考にしてください。
単配の3つのメリット
①他社の広告と一緒に投函されないため、受け取り手のポストの中で埋もれることがなく、読んでもらえる可能性が高くなります。併配では複数枚のチラシがまとまって投函されるため、開封前に不要なものとして処分されてしまうケースもありますが、単配ではその心配が少なくなります。
②店舗のオープン日やセール初日など、イベントに合わせたピンポイントの日時に配布できるのも大きな強みです。併配は複数の広告をまとめて配るスケジュールで動くため、依頼主が希望する日にちょうど配布してもらえるとは限りません。単配であれば「オープン前日の午前中に配布」といった細かい要望に対応しやすくなります。配布のタイミングそのものについてはポスティングの配布時期を解説!効果をあげる季節、曜日、時間帯についてもご覧ください。
③併配ポスティングと比較して、区や市だけでなく「町」という細かい単位までエリアを指定して配布できる点も単配ならではのメリットです。商圏が狭く、特定の町内会や特定の住宅街だけに絞ってアプローチしたい地域密着型の店舗様には、単配が向いています。
単配の2つのデメリット
①配布の単価が併配よりも高くなります。同じ配布エリア・同じ枚数でも、単配は1軒あたりの人件費配分が高くなるため、トータルのコストは増える傾向にあります。予算を重視する場合は、まず配布物の種類ごとの料金差を知っておくと比較しやすくなります。配布物ごとのポスティング料金についてご紹介!も参考にしてください。
②印刷・投函部数が少なくても引き受けてもらいやすい反面、枚数が少ないほど1枚あたりの単価は割高になりがちという点も見落とされやすいポイントです。小ロットで試してみたいという相談自体は可能ですが、コストパフォーマンスを重視するなら適正な配布枚数を把握しておく必要があります。目安についてはポスティングの配布枚数の目安とは?業種別にチラシについて詳しく解説で業種別に解説しています。
単配が向いているケース
単配は割高になる分、次のようなケースで特に効果を発揮します。
- オープンイベントやセールなど、日時が決まっているキャンペーンを確実に周知したい場合
- 町内会単位・特定マンション群など、非常に狭いエリアだけに配布したい場合
- 高級商材や専門サービスなど、他社チラシと一緒に扱われたくない広告の場合
- 反響率を最優先し、多少コストがかかっても構わないという方針の場合
逆に「まずは広く安く試したい」「配布エリアがそこまで狭くない」という場合は、単配よりも併配のほうが費用対効果に優れることが多いです。
単配の費用感・見積もりのポイント
単配の料金は、配布エリアの人口密度・配布時期・広告のサイズや重さ・部数によって大きく変わります。同じ「単配」でも会社によって単価設定や最低発注部数が異なるため、複数社から見積もりを取って比較することが重要です。見積もりの取り方や確認すべき項目についてはポスティング広告の見積もりについて解説で詳しく紹介しています。
また、単配は反響率を高めやすい配布方法ではありますが、実際に効果が出ているかどうかは配布して終わりではなく、費用に見合った反響があったかを検証することが欠かせません。配布コストと反響のバランスを確認する損益分岐点の考え方を知っておくと、次回以降の配布計画にも活かせます。詳しくはポスティングの効果を測定する!損益分岐点について解説をご覧ください。
チラシそのものの完成度も反響を左右する
単配は他社チラシと混ざらない分、チラシ単体の見た目や訴求力がそのまま反響に直結します。単配にお金をかけても、チラシ自体が読みにくければ効果は半減してしまいます。文字の読みやすさに関わる書体選びはポスティング広告に最適な書体についてを、あわせて確認しておくと安心です。
単配を依頼する際の実務的な流れと注意点
単配を依頼する際は、一般的に次のような流れで進みます。
- 配布エリア(町単位まで指定)と配布希望日時を決める
- 配布部数と広告の仕様(サイズ・重量・折り方など)を伝える
- 複数社から見積もりを取り、単価と条件を比較する
- 配布日程を確定し、印刷物を納品する
- 配布完了後、配布報告や反響状況を確認する
特にイベント告知など日時がずれると意味がなくなる案件では、配布完了までに要する日数を早めに確認しておくことが大切です。会社によって1日に配布できる枚数や配布員の体制が異なるため、希望日から逆算して余裕を持った依頼をおすすめします。
「単配」と「併配」どちらが良いか悩んだ場合は
単配か併配、どちらの配布方法にしようか悩んだ際は「どのポイントを重視するか」で選ぶことが重要です。
「予算内でポスティングをしたい、できるだけコストを抑えたい」というお客様は、まず低価格でおこなえる併配ポスティングを検討することをおすすめします。ただし併配は会社によって配布完了までのスピードに差があるため、問い合わせの際にその点も確認しておくとよいでしょう。
一方で「コストが多少上がっても、町単位でしっかり狙って配布してほしい」「イベント日に合わせて確実に届けたい」といったご要望がある場合は、単配をおすすめします。
実際の料金プランを比較したい場合はポスティングの料金・配布プランもあわせてご確認ください。
まとめ
単配は費用が併配より高くなる一方で、他社チラシに埋もれず読んでもらいやすいこと、イベント日時に合わせて配布できること、町単位まで細かくエリアを指定できることが大きな強みです。コストとの兼ね合いを考えながら、目的に合った配布方法を選ぶことが成果につながります。
併配か単配かで迷った際は、ポスティング経験が豊富で実績のある会社に相談するのが近道です。株式会社ポスティングサービスは業界に20年以上の歴史と情報量がある会社として、お客様の宣伝広告活動をサポートしています。配布エリアによっては単配・併配の両方をご用意できますので、あらゆるご要望にお応えすることが可能です。
まずはポスティングのご相談・お見積りから、お気軽にお問い合わせください。
