実際にどのような人が、ポスティングスタッフとして働いているかご存じでしょうか。
Wワーク・学生・主婦などさまざまな人がアルバイトとして働くだけでなく、社員としてポスティングの仕事1本で働いている人も少なくありません。
働くのであれば「どれくらいの給料が見込めるのか」「どのような働き方ができるのか」といった点に興味を持たれる方が多いようです。
そこで今回の記事では、実際に働いているポスティングスタッフの平均年収について解説していきます。
アルバイトの平均年収
ポスティングは地域ごとにたくさんの業者が乱立していますが、スタッフの大半を占めるのはアルバイトスタッフになり、ほかの仕事と掛け持ちしている人も少なくありません。
平均時給は約988円となり、スーパーやコンビニで働く場合と大きな差はないようです。
しかし、同じアルバイトスタッフでも時給制や業務委託などさまざまな働き方が存在しているので、以下ではその違いを説明していきます。
時給制
ポスティングの仕事は出来高払いを取っていることが多く、時給制を取っている会社は多くありません。
ポスティングスキルが高く、業者が当初想定していた時間よりも早くすべてのポスティングが終了した場合には、業者によっては拘束予定時間分の給料が支払われ、時給換算すると高単価になるという場合もあるようです。
業務委託
ほとんどのポスティング業者の給与体系は出来高制です。
「1000枚を1週間以内に配布」する場合には同じ配布枚数でもポスティングに慣れない場合や、セグメントが明確で配布先指定がある場合は、全戸配布やマンション・集合住宅配布よりも作業効率は低下します。
副業で隙間時間を活用する場合には、天候にも左右されますので思っていたように効率よく配布できなかったということもあるかもしれません。
そして依頼内容によって効率が左右され時給換算すると思っていたよりも稼げなかった、という場合もありますので注意が必要です。
社員の平均年収
ポスティング業者の社員は、正社員と派遣社員の2つに分けられます。
正社員の場合平均年収が約336万円、月収換算ですと30万円程度になり、派遣社員の場合はアルバイトよりも若干時給がアップし、1100円程度が多い傾向にあります。
昨今のポスティングはいかに効率的に依頼されたチラシを配布できるか、効果測定にもとづいた戦略的ポスティングが主流となっています。
管理するスタッフが自社のマニュアルに則ったポスティングができているか教育と監視も必要で、適切なスタッフ管理ができていない場合は、クライアントへのクレームにもつながり、自社の信用を落としかねません。
またアルバイト・パートスタッフの入れ替わりがすくないことが理想的な状態であり、継続的に働いてもらえるような職場環境づくりも重要であり、自分自身がよいロールモデルとなるよう自己研鑽も必要になってきます。
想定されているよりも効果的・効率的なポスティングとスタッフ管理ができれば、会社の収益もアップし、その結果が自分の給料にも反映されることでしょう。
まとめ
今回は、担当者別ポスティングスタッフの平均年収について解説していきました。
アルバイト・パートがポスティングスタッフの大部分を占めています。
時給換算すると、スーパーやコンビニと給与差はありませんが、個々のスキルに左右され、能力給で収入をアップさせることも可能です。
そして社員にはポスティングスキルだけでなく、スタッフを管理する能力が求められ、その結果は給料に反映されます。
ポスティングに関するご依頼やご相談につきましては、ぜひ株式会社ポスティングサービスまでお問い合わせください。