チラシを作るとき、どのサービスを一番おすすめしたいか悩んだ経験はありませんか。価格だけを並べると、お客様は違いが分からず迷ってしまいます。せっかく魅力的な内容を用意していても、選ばれなければ反響にはつながりません。
そこで役立つ考え方が、松竹梅の法則です。3つのプランを並べるだけで、人は真ん中を選びやすくなると言われています。飲食店のコースや家電の料金プランでも、同じ考え方が幅広く活用されています。
この記事では、松竹梅の法則の仕組みを分かりやすく紹介しながら、チラシへ取り入れる方法をまとめました。価格設定や見せ方を少し工夫するだけで、お客様の選びやすさは大きく変わるでしょう。
売れるチラシは3プランで提案する|松竹梅の法則で選ばれやすくなる理由

ラシは、選択肢を3つに整理するだけで、お客様が商品やサービスを比較しやすくなります。価格や内容の違いがひと目で伝わるため、自分に合ったプランを選びやすい点が特徴です。分かりやすい提案は、問い合わせへの後押しにつながります。
例えば、エアコンクリーニングのチラシに「1台9,800円」とだけ書かれている場合、価格を判断する基準がありません。一方で、「エアコン1台」「エアコン2台+防カビ」「エアコン2台+室外機洗浄」と3つのプランが並んでいれば、内容と価格を見比べながら、自分に合ったサービスを選びやすくなるでしょう。
3つのプランには、それぞれ役割があります。その役割を意識して組み立てると、お客様が比較しやすいチラシへ近づくはずです。次の章では、成果につながる3プランの作り方を表を交えながら分かりやすくご紹介します。

チラシで成果が変わる3プランの作り方
3つのプランを作る際は、一番売りたい商品やサービスを先に決めましょう。その価格を基準に、高価格帯と低価格帯を組み合わせると、お客様が比較しやすいチラシになります。価格比率は5:3:2程度を目安にすると、バランスを取りやすいでしょう。
| プラン | 価格例 | 役割 |
| 松 | 10,000円 | 比較対象となる高価格帯 |
|---|---|---|
| 竹 | 6,000円 | 一番売りたい本命プラン |
| 梅 | 4,000円 | 気軽に選びやすい入口プラン |
表のように、それぞれのプランには役割があります。一番売りたい竹を中心に、比較対象となる松と、申し込みのきっかけになる梅を配置すると、価格の違いが伝わりやすいです。さらに、サービス内容に差を付けると、お客様は納得しながら自分に合ったプランを選びやすくなるでしょう。
真ん中を選びたくなるチラシデザインの工夫
3つのプランが決まったら、次は見せ方を工夫していきましょう。3つを同じ大きさや色で並べるだけでは、一番売りたいプランがお客様に伝わりにくくなります。まずは真ん中の竹へ自然に目線が集まる紙面を意識してください。
例えば、竹の枠線を少し太くしたり、背景色だけを変えたりする方法があります。人気No.1やおすすめのマークを付けるだけで、どのプランを見てほしいのか伝わりやすくなるでしょう。文字を少し大きくしたり、写真を目立たせたりする工夫が効果的です。
例えば、名古屋名物のひつまぶし店で、メニューが「特上・上・並」の3種類に分かれているとします。その中で「上」にだけ大きな写真や「一番人気」のマークが付いていれば、多くの方はまずその内容を見比べたくなるはずです。チラシでも同じ考え方を取り入れると、本命プランへ自然と視線が集まり、比較しやすい紙面づくりにつながります。
こんな3プランは逆効果|失敗しやすい価格設定とは
3つのプランを用意しても、並べ方を間違えると期待した反響は得られません。価格やサービス内容の違いが伝わりにくいと、お客様は比較する前に迷ってしまいます。選びやすさを意識した設計が欠かせません。
例えば、5,000円・4,800円・4,500円のように価格差が小さいと、何が違うのか判断しづらくなります。反対に、5万円・5,000円・1,000円のような極端な設定では、同じサービスとして比較しにくい印象を与えるでしょう。価格には適度な差を付けると、それぞれの役割が伝わりやすくなります。
サービス内容にも同じ工夫が必要です。30分・60分・90分のように違いが一目で分かれば、お客様は自分に合ったプランを選びやすくなります。内容の違いが伝わらないまま項目だけ増やしてしまうと、比較する手間を感じて離脱につながる可能性があります。
松竹梅の法則が向いている業種とチラシ活用例

松竹梅の法則は、サービス内容を3段階に分けられる仕事であれば、さまざまな業種へ取り入れられます。まずは、自社なら何を基準に分けられるか考えてみましょう。
例えば、リフォーム会社やハウスクリーニング、便利屋であれば、作業範囲で分ける方法が分かりやすい例です。松は家全体の作業、竹は水回り3点セット、梅はエアコン1台や換気扇だけといった形なら、お客様は違いをイメージしやすくなります。不動産会社やクリーニング店なら、オプションの有無や対応範囲を変えるだけで、3つのプランを作りやすいでしょう。
学習塾や整骨院では、サポートの手厚さや通う期間で分ける方法があります。例えば、松は徹底サポートコース、竹は標準コース、梅はお試しコースという見せ方なら、それぞれの役割が伝わりやすくなります。自社の商品やサービスへ置き換えながら考えると、チラシに掲載する3プランの形が見えてくるはずです。
チラシを作る前に知っておきたい販促の考え方
3つのプランが完成したら、次はチラシ全体の見せ方を整えていきましょう。読みやすい紙面は、お客様が内容を比較しやすく、選びやすいという特徴があります。一番売りたい竹のプランが自然と目に入る配置を意識してみてください。
紙面を仕上げる際は、価格・サービス内容・写真の位置をそろえるだけで印象が変わります。情報を詰め込みすぎず、比較したい項目だけを分かりやすく並べる工夫がポイントです。お客様が迷わず読み進められるレイアウトを目指しましょう。
配置のアイデアが思い浮かばない場合は、実際のデザインを参考にする方法があります。Canvaの比較テンプレートには、3つのプランを見やすく配置したデザインが数多く掲載されています。完成イメージを見比べながら、自社のチラシへ取り入れられる工夫を探してみてはいかがでしょうか。
まとめ|3プランを上手に活用して売れるチラシを目指そう

松竹梅の法則は、商品を無理に売り込むためのテクニックではありません。お客様が価格やサービス内容を比較しやすくなり、自分に合ったプランを安心して選べるよう手助けする考え方です。選びやすいチラシは、お客様に寄り添うおもてなしの一つと言えるでしょう。
価格のバランスやプランの見せ方を少し工夫するだけで、チラシの印象は大きく変わります。まずは自社の商品やサービスを3つのプランへ整理し、お客様の立場で「選びやすいだろうか」と見直してみてください。その積み重ねが、問い合わせや成約につながる第一歩になります。
松竹梅の法則は、価格を並べるだけでは十分な効果を発揮できません。配布エリアやターゲットに合わせたチラシ設計も成果を左右します。株式会社ポスティングサービスでは、チラシの企画から配布エリアのご提案、ポスティングまで一貫してサポートしていますので、売れるチラシづくりをご検討の際はお気軽にご相談ください。

