チラシを作る際にはやはり、同業他社よりも見栄えがしてターゲットの興味を引くものに誰もがしたいと思うはずです。
しかし自分にはセンスが無く、作る技術や知識どころか時間もない。
そう思って妥協した結果、最終的には代わり映えのしない自作チラシをポスティングすることになってしまうのではないかと考える人もいるかもしれません。
実は、チラシの世界には「デザイナー」と呼ばれる、チラシデザインのプロフェッショナルが存在します。
デザイナーはチラシの構成やデザインまで任せることができるため、不慣れな自作チラシよりも魅力的なチラシを作ることが可能です。
ポスティング業者には専属のデザイナーが所属している場合もあり、すべてを請け負ってくれる便利な業者も存在します。
そこで今回は、ポスティングチラシのデザインを依頼する際の料金について解説します。
デザインを依頼する際の注意点
プロフェッショナルであるデザイナーに依頼することで発生する費用はもちろんですが、その他にも気をつけたいことがあります。
・デザイナーが必要なサービスかどうか考える
チラシはデザイナーに依頼したほうが見栄え良く仕上がりますが、ターゲットを把握し、どのようなデザイン・内容のチラシが効果的かもう一度検討してみましょう。
華美で奇抜なデザイン性の高いチラシよりも、ターゲットの心をつかむのは「あなたらしい」オリジナリティのあるチラシかもしれません。
また、デザイナーに依頼しないことで配布方法の選択肢が広がり、さらに広い地域のポストへ配布したり、短い配布期間で戦略的に配布することも可能となり、この方が効果的なポスティングだったという結果になるかもしれません。
・納期に気をつける
デザイナーに依頼する場合の標準的な納期は7日前後ですが、どの業界にも繁忙期はつきものです。
ポスティング業界は大型連休や記念日の前、年度替わりなど様々なポイントで繁忙期を迎えます。
繁忙期の少し前には、デザインの依頼が集中するため通常よりも長めの納期をとっているデザイナーもいます。
また、企画・立案の段階から依頼する場合は、デザイナーとのやり取りの回数も必然的に増えるため、その分時間を長く確保する必要があります。
有名なデザイナーや新人という理由でも納期に違いは出るため、あらかじめ依頼するデザイナーの平均的な納期などの情報も知っておくといいでしょう。
デザイン依頼の料金相場
ここからはデザインのみ依頼する場合とポスティング業者に依頼する場合について紹介していきます。
・デザイナーに直接依頼する場合
デザインのみ依頼する場合は、フリーのデザイナーを探し、ご自身で発注・契約という形になります。
デザイナーの相場はピンキリのため、自分の予算と希望のデザインに合致するデザイナーと出会えれば運がよいでしょう。
この場合、デザイナーの料金に印刷代金とポスティング代金も必要になるため、業者にすべてまとめて依頼した場合よりも、総額は若干高くなります。
また、デザイン+印刷を依頼する場合は印刷業者に依頼することが一般的です。
そのためサイズごとにお得な価格で提供している企業も多く、デザインのみの場合よりも価格は抑えられる傾向にあります。
・ポスティング業者のデザイナーに依頼する場合
ポスティング業者のデザイナーに依頼するメリットはなんといっても、デザイン+印刷+ポスティングまで、すべてを任せることできるという点です。
サイズやデザイン、セグメントといった希望を業者に伝える事で、配布希望地域での相場に合わせて予算内でチラシを作成しポスティングしてもらうことが可能になります。
また、「併配」と呼ばれる同一配布地域の他社と一緒にポスティングするシステムを使えば配布費用も抑えられます。
その分デザインや配布枚数などにコストを集中できるほか、予算配分や各社と連絡をとる手間も省けます。
この場合の料金はセット価格として提示されていることがほとんどです。
ただし、ポスティングしか行っていない業者も多いため、まずは自分の希望のエリアの業者にどこまで依頼できるか相談してみましょう。
料金の相場はポスティングのエリアや部数、配布方法の総額表示となるのでかなりばらつきがあります。
ただし、ポスティング部数が1万部を超えるとデザインが無料になるという業者もあるため、まずは複数の業者を比較して検討することをオススメします。
まとめ
今回はポスティングのチラシデザインを依頼する際の料金について解説しました。
料金やポスティングの目的を鑑みたうえで、自分にとって最適なデザインのチラシを作成できるとよいでしょう。
株式会社ポスティングサービスでは配布だけでなく、デザインや印刷も行っています。
ポスティングやデザインに関するご相談、ご依頼等はぜひ株式会社ポスティングサービスまでご連絡ください。