「売れない地下アイドルの一生懸命なファンサービスに心を打たれ応援したい」「バトル漫画で劣勢に立たされた主人公に気づけば心の底から応援していた」というように、不利に立たされている人を応援したくなる時に働く心理的効果をアンダードッグ効果と言います。
企業がマーケティング施策に取り入れて商品の販売促進をするために利用しているアンダードッグ効果、そのポスティングチラシへの活用方法について解説していきます。
名古屋のポスティングで実績No.1の株式会社ポスティング・サービスがお届けします。
ポスティングチラシに利用可能な英語のアンダードッグ効果とは？
アンダードッグ効果は日本語にすると負け犬効果と言われ、人間の同情を誘い不利なチームや弱者を応援したくなる心理効果です。
ある実験では、一生懸命に頑張ってはいるが業績の悪い会社と何も努力はしていないが業績の良い会社のどちらの商品を選ぶかという検証で、多くの人は勝者よりも努力をしても劣勢な立場の方を応援したくなることがわかりました。
この効果の発生条件としては、事前に有利か不利かの情報を知る必要があります。
ポスティングチラシにアンダードッグ効果を利用する際のポイント
ここでは、アンダードッグ効果を発生させるための条件を踏まえた上で、ポスティングチラシを利用する際のポイントについて解説します。
普段の姿を知ってもらっていること
なぜ危機的状況に陥っているのか、以前はどのような状態だったのか知ってもらうことで、努力している姿がアピールしやすく、アンダードッグ効果が生まれやすくなります。
応援してもらえるように努力を伝える
これはアンダードッグ効果には必須といえる要素で、人々は努力し奮闘してもなお悲劇が怒り追い込まれる立場を応援してくなり、さらに努力している姿を見せ続けることでより効果的になります。
弱さをさらけ出す
弱い立場にあることを認めるような謙虚さを感じる自己開示は、相手との信頼関係を構築するために大切なポイントで、相手からの共感や同情心を生み出します。
アンダードッグ効果をポスティングチラシに利用する具体例
この効果をマーケティング施策にどのように取り込めば良いのかついて、具体的な活用事例を業種別にいくつかご紹介していきます。
例１：小売店の仕入れミスで同情を誘い購買意欲を高める事例
「大量入荷セール開催します！売れ筋商品だと自負していたので、通常量の10倍発注してしまいました。努力しましたが、このままでは廃棄なのでセールを開催しました！」
例２：エステ店の新メニューで危機的状況をアピールし、バイラルマーケティングも活用する事例
「新しいエステコースが完成しましたが、1年の間にコースが定直しなければこのコースは廃止になります。ご紹介するコースは〜です。是非、このコース存続のために一度体験してください。」
例３：普段お客様には共通しないような情報をポスティングチラシで伝え、返報性の原理を活用する事例
「大型スーパーが出店して苦しい状況ですが、当店の新サービスの客数は増えています。閉店を何度か考えましたが、これからもサービスを追求していきます。」
まとめ
アンダードッグ効果は人間の同情を誘い、不利なチームや弱者を応援したくなる心理効果で、普段の状況や頑張っていても劣勢に立たされていることを知ってもらうことで効果が発揮され、マーケティングに活用することができます。
株式会社ポスティングサービスでもアンダードッグ効果の心理効果を活用したマーケティングを提供しています。
ポスティングのご依頼・ご相談はお気軽に株式会社ポスティングサービスまでお寄せください。
