私たちは、名古屋・東京エリアに拠点を置くポスティング・サービスです。
この記事では、ポスティング(チラシの戸別配布)の基礎から応用まで網羅的に解説させていただきます。ポスティングの定義やメリット、他の広告手法との比較、費用相場、反響率、地域特性、成功事例など、マーケ担当者や個人事業主が知っておきたい情報をまとめてご紹介します。
オフライン広告としてのポスティングの有効性をデータとともに示し、名古屋と東京それぞれの市場で成果を出すためのポイントを総合的にまとめますので、是非みなさまの営業や広告宣伝活動に役立ててください。
ポスティングの重要性と市場規模

近年、新聞の購読者の減少に伴い、代替のリーチ手段としてポスティングが再評価されています。2022年の日本国内ポスティング業界の市場規模は約1,387億円でした。前年比108%と大きく成長し、2023年も1,472億円(前年比106%)と拡大しています。
インターネット広告が急成長する中でも、ポスティング市場の伸び率は同等レベルで推移しており、依然として重要なオフライン広告手法であることがわかります。

ポスティングのメリット

ポスティングはチラシを直接各家庭のポストに届けます。このため、特定地域やターゲット層へのダイレクトな訴求が可能です。プッシュ型の情報提供手段として、認知度の低い層にもリーチできます。また、新規顧客獲得や売上増加にも役立つ広告手法です。
さらに、自社広告物のみを配布できるため、他社の広告に埋もれない強みがあります。テレビCMやWeb広告に比べ低コストで導入しやすい点も中小企業には嬉しいメリットです。

ポスティングと他手法との比較
類似する新聞折込との違いでは、折込は1枚あたりの配布単価が安い(東京で約3円)一方、他のチラシと一緒に配布されるため目立ちにくいという欠点があります。ポスティングは1枚ずつ直接届けるため単価はやや高い(平均3~10円)ものの、自由にエリア選定でき特定層に絞った配布が可能です。
ダイレクトメール(DM)との比較では、DMは既存顧客など住所リストがある場合に有効で反響率が高め(平均1%程度)ですが、ポスティングは不特定多数に広くアプローチする手段として新規開拓に強みがあります。
費用面でも、DMは印刷・宛名作成・郵送費がかかるためポスティングより割高になる場合が多いです。

とポスティングの比較:反響率・費用はどちらが有利?.jpg)
ポスティングの費用相場
ポスティング費用は1枚あたり3~10円程度が相場で、配布方法によって変動します。地域のみを指定してポスティング業者が無差別に配るローラー配布は3~6円/枚、条件を絞るセグメント配布は5~10円/枚が目安です。
例えばA4チラシ1万枚を配布すると約3~5万円(@3~5円)、5千枚なら東京都で7.3円/枚(=36,500円)という試算になります。部数が多いとロット割引が効き、10万部超なら0.5~1円程度までディスカウントされるケースが多いです。
チラシ1枚当たり1.1円からの効果的なポスティングのご依頼は是非、私たちポスティングサービスまでご連絡ください。こちらのページにて、ポスティングの価格についてまとめてご紹介しています。


ポスティングの反響率と効果
ポスティングの平均反響率は0.01%~0.3%程度とされ、「1万枚配布につき1~30件」の反応が一般的な目安です。業種やチラシ内容によってばらつきがありますが、大量配布すれば一定の見込み客を得られる計算です。
逆に言えば1%未満と低い反響率のため、配布枚数やターゲット設定が重要になります。この点、DMは平均1%前後と高めですが、ポスティングも工夫次第で0.5%~1%以上の高反響例も報告されています。


名古屋と東京の地域特性
実際にポスティングを行う際には、地域の特性を把握することが大切です。ここでは名古屋を中心とした東海エリアと、東京を中心とした関東エリアの地域特性について紹介します。
東海エリア(名古屋)
名古屋エリアは喫茶店文化など独自の地域色があり、「お値打ち(お買い得)」を好む傾向が強いとされます。このためクーポン付きチラシやサービス追加(おまけ)といった施策が効果的です。名古屋の特性については、プレジデント社の記事(知らなきゃ損する「名古屋ルール」)も参考になります。
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関東エリア(東京)
一方、東京および関東圏では高層マンション等セキュリティ物件が多く、ポスティング禁止の場所も多いためエリア選定時に注意が必要です。都心部では忙しいビジネスパーソン向けに簡潔で即効性あるメッセージが響きやすいなど、都市・地方でチラシの作り方や配布戦略を調整する必要があります。
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ポスティングの成功事例
例えば名古屋市内では、住宅・不動産業のチラシの配布が多い傾向にあります。また、飲食・美容も店舗数ベースで利用が増えています。そして、コロナ禍以降はフィットネスジムや学習塾の利用増も顕著です。
実際の事例として、飲食店が配布時間を夕方にずらす工夫でランチ客を増やした例や、学習塾が学校近辺に集中配布して体験申込を増やした例があります。これらはターゲット特性に合わせた戦略を取ることの重要性を示す事例です。
ポスティング・サービスでは、具体的な事例をもとに作成したポスティングを有効活用するためのPDF資料をご用意しています。画像の下のリンクをクリックしていただくと、すぐにダウンロード可能です。