ポスティングとは、本来は英語圏で使われる言葉で、会話のシーンによって大きく意味が異なります。
本記事では、ポスティングの持つ意味とチラシ配布にまつわる英語をまとめてみました。
和製英語であるポスティングと英語での用法について詳しく解説していきます。
ポスティングは和製英語
日本語でポスティングと聞くと、チラシを郵便受けに投函する広告手法が浮かびますが、映画でのPostはさまざまな意味を持ちます。
まずSNSが急速に普及した近年、身近に使われるようになったのが「投稿する」という意味です。
ほかにも、日本語で郵便受けに投函することで使われるPostや郵便物や郵便受けを名詞としてPostと表すこともあります。
日本語でよく使われる広告手法のひとつであるポスティングは和製英語であり、英語では異なる意味を持ちます。
ポスティングチラシの種類を英語別に紹介
ポスティングチラシの種類は多岐にわたり、英語では形態や大きさによって呼び方が異なります。
この章では、各チラシの種類をそれぞれ詳しく紹介していきます。
フライヤー:Flyer/Flier
フライヤーは、英語で「Flyer」または「Flier」と表し、空を飛ぶという意味が語源です。
現在フライヤーは人の手で配布するものですが、戦時中は広告物を飛行機から地上にまき散らす配布手法が取られていて、それが由来になっています。
該当するサイズはA4以下の小さいサイズが一般的で、B5サイズが最も多く使われ、ポストカードサイズもフライヤーとして利用されています。
紙に厚さがあり、チラシなどに比べてしっかりとした作りとなっています。
印刷は片面印刷だけで、イベントの告知や新サービスの広告、新店舗の開店告知として用いられることが多いです。
リーフレット:Leaflet
リーフレットは1枚の紙を折り込み形式にした印刷物で、英語では広告のほかに若葉や小さい葉という意味をもっています。
パンフレットと混合されることが多いですが、ページ数に違いがあります。
前述したようにリーフレットは1枚の紙からなり、折り目をつけることでページを区切っています。
折り目の種類は2つ折りか3つ折り、または紙の両端から開ける観音開きがあります。
折り込みチラシよりも高級感のある作りが特徴で、紙も十分な厚さで光沢感のあるものが一般的です。
駅や行楽施設などで目にする案内書や不動産の広告などに利用されています。
パンフレット:Pamphlet
パンフレットは製本されていない複数枚のページからできる印刷物のことで、商用目的ではない用途で利用される広告が、主にパンフレットと呼ばれます。
書籍のようにハードカバーがつけられておらず、ページ数は「5〜48ページ以内であること」とUNESCOに定義付けされています。
英語では小著書を意味し、12世紀に恋愛詩である「パンフィルス」が広まったことが由来となっています。
ページ数が確保できるため掲載できる情報量が多く、商品の説明書や求人情報誌などさまざまな業態が広告物としてパンフレットを活用しています。
まとめ
今回はポスティングを始めとした配布物の英語、その意味などについて解説しました。
まとめるとポスティングは和製英語で、チラシ配りという意味の英語は言い回しが変わるほか、チラシのサイズや用途によって、広告物を表現する英語は異なります。
現代においては、特にポップという英語の省略用語が有効な宣伝手法のひとつとして活用されています。
ポスティングについて詳しく知りたい方は、ぜひ株式会社ポスティングサービスまでお気軽にご連絡ください。