ポスティングをいざ依頼しようと思っても、どの程度の価格なのかが分からなければ依頼のしようがありません。
そこで今回は、ポスティング価格の決まり方およびその要因についてご紹介します。
ポスティング価格の相場
一般的にポスティングの価格はチラシ1枚の単価が表記されており、『配布枚数×単価』がポスティングの価格になります。
ここでまず気をつけるべきは、ポスティングの価格にデザイン費用が含まれているかという点です。
ポスティング業者の中にはデザインの考案からチラシの印刷、配布までを請け負う業者もあれば、配布のみに対応している業者も存在するため、もしも比較する際にはデザイン料金の有無についても確認しましょう。
ポスティング価格の相場は、デザインから配布までの全ての業務を依頼する場合では1枚あたり2~10円と、かなり大きな差があります。
この差が生まれるのには、ポスティングの価格決定に関する幾つかの要因があります。
チラシ1枚あたりの価格を決める要因
ポスティングにおいてチラシ1枚あたりの価格、いわゆる単価を決定する要因には以下のものがあります。
・配布枚数
・配布エリア
・配布期間
・配布方法
・デザイン
・印刷サイズ
今回は複数の要因の中から幾つかをピックアップして詳しく説明します。
・配布枚数
単価を決める最も大きな要因は配布枚数です。
配布枚数が多ければ多いほど、単価は安くなります。
ポスティング業者にとっては1000部を配るのと、1万部を配るのとでは手間がほとんど変わりません。
そのため事前の打ち合わせやデザインの決定、配布人員の割り当てなどにかかる事務コストは依頼枚数が何部であっても同じなので、配布枚数が少ない場合にはその分だけ単価が高くなってしまうのです。
・配布エリア
配布スタッフのコストは配布枚数ではなく時間単価で決まります。
よって効率的にチラシが配布できると単価は安くなります。
例えば、配布する建物同士が近いほど作業時間は短縮されて効率が上がるため、建物が密集してる都市部は地方よりもコストを抑えられる傾向があります。
一方で配布エリアが広範囲になるほど高額になりやすいです。
また、ポスティングは戸建てやマンションなどの配布対象を絞り込めることがメリットですが、あまりにも細かく絞り込みを行ってしまうと配布効率が落ちてしまいますので、やはり価格は高くなります。
しっかりと対象を絞り込んで配布すれば高い効果を得られると思われがちですが、むしろこだわりすぎると配布できる枚数が少なくなり、結果的に費用対効果が下がってしまうことがあります。
・配布期間
広告物のデザインや印刷に十分な時間が確保でき、なおかつ配布スタッフの割り当ての自由度が高い方が業者にとっては対応がやりやすくなるため、配布完了までの時間に余裕があるほど費用を抑えることが可能になります。
一般的には配布完了までに2週間から1ヶ月程ほど期間をあけて依頼することで、費用について相談に応じてくれる場合が多いです。
ただし、業種や業態によってはどうしても週末に限定して配布したい場合や、月末までに配布を完了してほしいといった事情が存在する場合もあります。
料金については高くなってしまいますが、目的に応じた納期や配布日時を設定することでより良い効果が得られる場合もありますので、料金だけに注目せず最適な配布期間を設定するようにすると良いでしょう。
ポスティング価格を抑えるためには
ポスティングの価格を抑えるためには、条件を細かく搾り過ぎないことが一番です。
また配布する枚数や対象、期間(納期)を最小限にすることも重要です。
配布枚数は多くして、配布対象を絞らず、配布期間を長めに設定することで単価を抑えることができます。
たとえ基本料金が安い業者であっても、条件を細かくすると単価は上がるので、依頼をする際には希望条件ごとに見積もりを出してもらうと正確な比較がしやすいでしょう。
大幅に単価を抑えたい場合には、デザインや印刷は自社で行い配布だけを依頼することで費用を抑えることも可能です。
ただし、費用を重視するあまり広告の反響率が悪くなっては広告を出す意味がありませんので注意しましょう。
まとめ
今回はポスティングの価格が決まる要因についてご紹介しました。
株式会社ポスティングサービスでは自社でデザインから印刷、配布までを一手に行っていますので、価格をはじめとしたポスティングに関するご相談の際にはぜひ、株式会社ポスティングサービスをご利用ください。