ポスティングは様々なサイズの広告を直接届けることができる広告手法です。
ポスティング業務は一枚一枚人間が配るため、持ち歩ける小さいサイズのチラシは安く、大きいサイズのチラシは高いといったようにチラシのサイズによってポスティングの料金は変わってきます。
そこで今回は、チラシのサイズによる料金の違いや注意点などについてご紹介します。
料金を決定づける様々な要因
ポスティングの料金は配布する地域や部数、用紙サイズなどを基に決められています。
また、ポスティングの料金区分は主に三種類です。
一戸建て、アパート、マンション、事務所など地域すべてのポストに軒並み配布していく「軒並み配布」という方法、マンションやアパートといった「集合住宅のみに配布」する方法、一戸建て住宅だけの「戸建て住宅のみ配布」という三つの料金区分があります。
用紙サイズに関しては、依頼者側が比較検討しやすいようにA4以下、B4-A3、B3とおおまかに区分されています。
ポスティングの配布期間は折り込みチラシと違い、1~2週間程度が目安となります。
日付や時間帯指定をすると料金が加算されていくため、安く済ませたい場合には配布期間は長めに取るとよいでしょう。
配布方法についてはできるだけ価格を抑えたいという人の為に、他社の広告と一緒に配る「併配」を請け負っているポスティング企業もあります。
併配を利用すれば人件費の削減につながるため、総じてポスティングの価格は安くなっていきますが、必ずしも併配できるわけではないので事前に確認しておきましょう。
このようにポスティングの料金を決める要因は様々ですが、ここからはチラシサイズごとの料金の違いなどについて説明します。
チラシサイズの分類
ポスティングで利用されるサイズは大まかに分けて二種類存在します。
それがA版とB版であり、その中でも大きさが細かく区別されます。
ポスティングのチラシはA0~A6、B0~B6とどのサイズでも可能ですが、手に取りやすい・見やすい・ポストに投函しやすい等の理由からB5・A4が採用されることが多いです。
最近のマンション・アパートのポストは小さい場合が多くなっているため、B5以下で作成するのが主流になっています。
また、大きすぎるチラシの場合は2つ折り・4つ折りとポストに入るサイズまで折り目加工が必要になり、B4サイズ以上で折が入っていない場合は折りの料金として1折0.5〜1.5円前後が加算されます。
一方、小さすぎるチラシの場合は他の郵便物やチラシなどに埋もれてしまう可能性もあります。
このように効果的なポスティングの為にはサイズ選びが非常に重要になってきます。
そしてポスティングの価格は仕上がりサイズではなく、広げている時のサイズで決定する場合が多いので、この点について忘れないようにしましょう。
料金の目安
例えば集合住宅を対象に配布する場合、大量の枚数を少ない移動距離で配布することが可能ですので、軒並み配布に次いでコストは安くなります。
ただし集合住宅のみにポスティングする際に注意しなければいけない点として、学生や単身者世帯用の住宅のポストはかなり小さく、主流サイズのB5・A4でチラシを作成しても折りが必要になるため追加のコストがかかる可能性があります。
戸建ての場合は住宅を一つずつ回ることになるので、軒並み配布や集合住宅よりも移動距離やポスティングの手間などがかさむため総じてコストが高くなっていきます。
しかし、集合住宅よりもポストは大きい場合が多いため、主流であるB5・A4サイズであれば問題なくポスティングできることがほとんどです。
用紙サイズ以外で影響がある要因
実は、用紙に関してサイズ以外にも金額に影響を与える要因があります。
・重さ
ポスティングのチラシでは、一度に大量のチラシを人力で効率よく配っていくために、用紙の重さも価格を決定づける重要なポイントになります。
ポスティングのチラシの場合は光沢紙へのカラー印刷が多く、90kg厚口よりもやや薄めの用紙を使用する事が一般的です。
・分厚さ
ポケットティッシュなど厚みのあるものの場合、広告となる用紙のサイズは小さいのですが、ティッシュ分の厚みも加味されますので料金は別途見積もりになる事があります。
チラシ以外は受け付けていない業者もあり、依頼する際には事前に確認を取るなど注意するようにしましょう。
まとめ
今回はポスティング料金と用紙サイズについてご紹介しました。
対象とする地域や建物に適した用紙サイズや種類、配布する部数などを決めていくとより効率的なポスティングが行えるでしょう。
株式会社ポスティングサービスでは配布だけでなくデザインや印刷も行っています。
ポスティングの依頼、ご相談の際にはぜひ株式会社ポスティングサービスまでお問い合わせください。