ポスティングとは、ビラやチラシを集合住宅や戸建て住宅などのポストに直接投函する広告手法の一つです。
地域を絞り込んで配布することや、低単価にもかかわらず高い宣伝効果が期待できるといったメリットがあります。
一見すると価格の安いポスティング業者を選ぶことで費用対効果を高めることができると考えてしまいがちですが、実際には悪徳業者にあたってしまうこともあります。
そこで今回は、ポスティングを依頼する際に注意しておきたい悪徳業者について解説します。
ポスティング悪徳業者とは
悪徳業者には様々な特徴があるため、ここではそれらをご紹介します。
・格安すぎる値段設定
周辺地域の相場に比べて格安な価格設定を行っていて、なおかつそこに妥当な理由がない場合、悪徳業者である可能性が高いです。
どのポスティング業者も同じようにコストはかかるので、相場を下回る価格設定をしていればどこかで無理をしています。
例えば、最低賃金を下回る給与でスタッフを雇うことで、格安なポスティングを実現しているのかもしれません。
このような場合は教育などが十分に実施されておらず、質の低いポスティングが行われるリスクもあります。
・間引きして配布
人件費を節約してより多くの利益を得るために、実際のチラシの部数から間引きして配布する場合があるので注意が必要です。
例えば、最高で5000部以上のチラシを配布できる地域に依頼者が3000部を配布するよう依頼したとします。
業者側は3000部だと配布できない物件がかなり出るということを依頼者側にあらかじめ説明し、それを言い訳にして3000部配布しなければいけない所を2000部だけスタッフに配布させるのです。
・同じ場所に複数枚を配布
同じ場所に複数枚のチラシを配布してしまうことは、スタッフの管理が十分にできていない業者でよく起こる事例です。
スタッフはできる限り短時間で業務を終わらせるため、同じ場所に複数枚配布し、配布量を減らそうとします。
このため、せっかくお金を出してポスティング業者に依頼したのに期待通りの反響を得られないことがあります。
・チラシを廃棄する
先述の間引き配布と似た事例ですが、配布スタッフが適切にチラシを配布せずに廃棄してしまうと費用対効果は一気に低くなってしまいます。
適切な業者であればスタッフとのコミュニケーションが取れており、配布中の動きが把握できる管理体制が整っていることもあり廃棄される可能性は低いです。
しかし雇用体制に問題のある業者では十分な教育や管理が行われないため、チラシが廃棄される可能性が高いです。
・配布お断りの場所に配布
スタッフの教育がしっかりしていない業者だと、チラシを配ってはいけない地域にも配布をしてしまう可能性があるので注意が必要です。
「チラシの配布禁止」「ポスティングお断り」などと表記のある物件にも関わらず配布をしてしまうことで、クレームが発生する恐れがあります。
原因はポスティング業者ですが、チラシには依頼者側の会社名が書かれているため、依頼者のイメージダウンに繋がってしまいます。
悪徳業者を避けるために
コストをかけてポスティングを依頼しても、その業者が悪徳では費用面だけでなく信頼面にも大きな悪影響を受けてしまいます。
悪徳業者によってもたらされる不利益を未然に防ぐため、事前に安全な業者かどうかを判断するための情報をご紹介します。
・相見積もりを取る
悪徳業者に騙されないためにも、事前にいくつかの業者に見積もりを依頼して、費用や業務内容を比較するのが良いでしょう。
相見積もりをすることでその地域や配布枚数での大まかな相場を知ることができ、どの業者に依頼すれば費用を安く抑えられるのかを知ることもできます。
また、契約内容や業務内容の不審な点も比較すれば判断しやすくなるというメリットがあります。
いくつか気になる業者を見つけたら、まずは相見積もりをして、しっかりと調査したのち、一番信頼の出来る業者に依頼するのがおすすめです。
・ポスティング業者の団体に所属しているか確認
実はポスティング業者だけが加盟することのできる業界団体があり、有名なものに日本ポスティング協同組合や全日本ポスティングがあり、不当な業者を取り締まるための対策が行われています。
ただしこれら団体に加盟しているから必ず安全というわけではなく、あくまで安全な業者を探すひとつの目安として加盟の有無を確認するのが良いでしょう。
まとめ
今回はポスティング悪徳業者について解説しました。
ポスティングを依頼する際には、今回ご紹介した点に注意しつつ信頼できる業者に依頼するようにしましょう。
株式会社ポスティングサービスは長年業界に携わってきた実績とノウハウがあります。
ポスティングを依頼する際にはぜひ、株式会社ポスティングサービスまでお問い合わせください。