現在、GPS(全地球測位システム)やGIS(地理情報システム)などのIT技術の向上により、効率的、効果的な広告が行えるポスティングが多くの企業に再注目されています。
しかし費用対効果の高いポスティングは様々な業種の企業が行っており、どこの業者に依頼すればよいのか分かりにくいという問題があります。
そこで今回の記事では、ポスティング事業を行っている業種別の料金について詳しく解説していきます。
ポスティングを行っている業種
様々な業種の企業がポスティング業界へ参入しており、依頼する業者によってサービス内容や金額が異なってきます。
以下より、主な5つの業種についてひとつずつ紹介していきます。
新聞販売店
営業や配達員によって新聞を購読していない世帯を把握することができ、新聞購読者には折り込みチラシを利用し、新聞非購読者にはポスティングを行うように使い分けることで独自のサービスを展開しています。
1枚あたりの相場はB5サイズで3.5円〜4.6円で、各社で最低ロット数に違いがあり、1000枚以上の会社が多いです。
広告代理店
エリアマーケティングを得意とした広告代理店は、デザインから配布方法、ポスティングに至るまで一貫して相談できます。
企画案がまだ決まっていない会社や初めてポスティングを検討する方は、マーケティングの観点からアドバイスをもらいながら利用できるでしょう。
1枚あたりの相場はB5サイズで3.5円〜5円です。
郵便局
郵便局員はポストがある場所に立ち入れることが郵便法によって守られているため、配達を拒否されることがなく、確実に顧客に届けてくれます。
郵便局が行うポスティングには以下の2つの方法があります。
〇タウンメール(配達地域指定郵便物)
最低配達枚数の制限はなく、郵便物の重さによって価格が変わり、1枚あたり25g29円から100g56円になります。
〇タウンプラス
最低ロット数は500枚からとなっており、1枚あたり27円から56円(配達枚数や形状によって価格変動あり)になります。
配送業者
誰もが知っている飛脚や黒猫などの大手配送業者もポスティングサービスを行っています。
そのサービスは、GIS分析を必要とせず、本業の配送で培った独自のネットワークデータを元に、細かい配布の区分を指定してポスティングする方法です。
1枚あたりの相場はB5サイズで6円〜9円となっていますが、各会社ごとに最低配布枚数が異なっているため、事前に業者に見積もりを出してもらう必要があります。
ポスティング業者
大手ポスティング業者は、多くの人材を確保しているため幅広いポスティングが可能で、ダイレクトマーケティングにおいて、長年培ってきたノウハウと、エリアマーケティングの掛け合わせによって、どのように顧客にリーチできるかを把握しており、質の高いポスティングが実現可能です。
また、日本ポスティング協同組合や全日本ポスティング協会に加盟している企業は人材教育に力を入れているので、悪質なポスティングを未然に防ぐことができます。
1枚あたりの相場はB5サイズで1〜5円となっていますが、配布枚数、エリア指定、配布期間などで料金が異なります。
まとめ
今回はポスティングを行っている業者ごとの解説と、その料金相場について紹介しました。
ポスティングを依頼する際は、GPSやGISを使ったポスティングを行っているか確認しましょう。
次に配布枚数や地域指定、日数指定を決めて、見積もりを出してもらうとよいでしょう。
また、悪徳業者に当たらないよう、協同組合や協会に加盟しているかの確認も必要です。
ポスティング依頼を検討される際は、ぜひ株式会社ポスティングサービスまでご連絡ください。