いつも名古屋ポスティングサービスのページをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
もっと皆様の身近にポスティングという思いから、20年以上のポスティングの経験や、昨今の状況に合わせた情報を皆様と共有させていただきたいと思い、「もっとポスティング」といった記事を作成させていただきます。できるだけ時代に沿った内容にしてゆきたいと思いますので、お手すきの際に御覧いただけますと大変うれしく思います。
早速ですが「値上げラッシュ」です
唐突に何なのかといったところではございますし、そんなことは百も承知といった声も聞こえてきそうな今日この頃ではございますが、様々な業種で値上がりが発生しております。ポスティングも例外ではなく、当社も以前は最安値1.0円(税別)で実施できていたポスティングサービスも、今年度より1.5円(税別)からの対応となっております。今までが安すぎたという考え方もありますし、値上げ幅が50%となるとかなりの値上げです。社内では、様々な工夫を繰り返しながらできるだけ安価に皆様へのポスティングサービスを提供できるように、努力を続けておりましたが、やはり様々な要因での値上げがやむをえない状況でございました。
ポスティングに価格費用とは?
ポスティングにかかる費用と言われると、ちょっとわかりづらいかと思いますので、こちらでまとめさせていただきます。
1 人件費
正直、ポスティング価格に反映する一番の要因は人にかかる経費となります。ポスティングサービスの配布員の方は、基本的に歩合ではございますが最低保証の時間単価が設定されております。これら最低時間単価も最低時給などに影響して以前に比べれば、20%以上上がっております。
2 ガソリンなどの光熱費
ポスティングサービスでは、主にキャラバン形式として、車で現地まで移動する為に毎日大量のガソリンを消費しております。こちらの値上げ幅も10%ではきかない状況です。さらには、電気代などの値上がりもあり、丁合機や倉庫の維持にかかる電気代も大幅に上がっております。
3 消耗品
ポスティングを管理する上で、自動車や機械などの保守管理費の値上がりもあり、自転車やGPS等の追加購入も以前よりかなり上がってきております。細かいところでいえば、輪ゴム、ボールペン、バインダー、クリアファイル、地図出力用の紙、水分補給用の水までなんでも間でも値上がりとなっております。
4 紙代金など
主に紙によるポスティングが多い中、根本にある印刷代金の値上がりも顕著になっております。
これらが複合的に価格上昇に影響を与えている実態となります。
他にも広がる「値上げラッシュ」
先ほど、ちょうど郵便局に行ったときにもらったチラシです。
郵便料金も大幅に上がります。
郵便局と言えば、タウンメールや、タウンプラスといったポスティングと似ているサービスもございますが、こちらも2円~6円ほど値上げとなり、一番安い形でも36円ぐらいとなっております。
その他に、新聞折込についても3.2円前後まで上がっており、様々な業種も同様に価格が値上がりを続けております。
ポスティング費用を抑える取り組み
では、値上がりした分をすべてお客様に転嫁すればよいというわけではなく、様々な企業が独自の取り組みでできるだけお客様にその負担を求めないことが、現在の企業競争の一つとなっているのではないでしょうか?他社のことはわからないので、こちらでは当社での取り組みをご紹介させていただきます。
1 効率を上げる①「ポスティング効率」
ポスティング費用において、人にかかる費用が大きな割合というのは先ほどご説明しました通りとなります。しかし、じゃあ全く上げなかったり逆に下げてしまえば、ポスティングのスタッフの生活に影響が出てしまいます。その為、金額を下げずに効率化を図るには、同じ時間で5%でも、10%でも配布数を伸ばすことができれば、結果として費用を抑えることと同じ効果が生まれるのではないかと考えております。ただ、これもだからと言って、ポスティングスタッフに対して「明日から10%」多くポスティングしてください。以上!!みたいなことをしてしまうと、結果実現ができず値上げの影響をポスティングスタッフに転嫁していることに変わりありません。だからこそ、会社として以下取り組みを踏まえて配布数の向上に取り組んでおります。
2 効率を上げる「機械利用」
まず、ポスティングの効率を上げる方法は「機械」を利用して準備をすることです。主に、丁合機と言われる機械でチラシを重ね合わせます。ポスティングをしたことのある方ならご理解いただけると思うのですが、チラシを別々に2枚もっていって現地でポストに2回ポスティングする行為は、正直2倍近くの時間と労力がかかります。よくポスティング会社で聞く、一緒にポスティングするから安くできるというのは、そのために準備する機械があって初めて成り立つものであり、一緒にもっていくだけでは決してコストダウンにはなりません。
話はそれましたが、人の手では1日8時間でできて3000セットくらいしか、この並べ替えができませんが、丁合機があれば1時間で終わります。当社ではこのような丁合機が4台稼働しておりますので、これらの準備を徹底することで、ポスティングスタッフの配布効率を上げて、ポスティング費用の転嫁を最大限押さえてゆきます。
3 効率を上げる「機材変更」
次に効率を上げる方法が、車両の機材の多様化です。すべてのチラシにおいてまとまった部数があればその限りではないですが、1ロット1000枚などのチラシも多く受注している現状、従来すべての現場にキャラバンなどのバンで移動し、ガソリン代も人工代も多く負担しておりました。(ガソリン、高速代金なども)そこで、軽のバンや、原動バイクなども積極的に取り入れ、今までにかかっていたコストを細分化することで、全体コストを下げる取り組みを行っております。
4 効率を上げる「地図の進化」
更に、当社の強みは何といっても「地図」です。ポスティング会社にとって「地図」はなくてはならないものであり、きちんとしたポスティングするのにも必要なことはもちろんの事、配布効率を上げるためにも地図は絶対不可欠です。言葉ですべて書くのは難しいので、地図の件については別途ご紹介します。しかしながら、当社は従来の地図に比べ、現在の地図に変更することで、約10%から20%の配布効率の向上につなげております。
5 オートメーション化
これは、一連のポスティングの受注から、配布、管理、報告までの流れの中で、従来どうしてもアナログ的に何度も人が介在して行っていた作業を、システムを導入することで業務に必要な人工を削減することで、費用転嫁を抑えております。
6 資料の再利用
今までは使い捨てていたような、紙・クリアファイルや輪ゴムや、自転車や自動車の部品などを再利用することで消耗品の利用を最大限押さえております
7 アプリ化
これは、GPSはもちろん(一部準備中)の事、契約書や領収書に至るまで、アプリで完結するシステムを構築することで、より費用を抑えております。
これらも「もっとポスティング?」
これらのように、昨今の情勢と同じようにポスティングも価格の上昇が避けては通れない状況ではございます。しかしながら、前回のVol1でも書いた通り、ポスティング自体の反響は上がってきている事、費用についても各社の社内努力でできるだけ抑えている現状を考えると、今こそポスティングで成功させればお客様の業種において、独占的に顧客を獲得できるチャンスではないかなと思います。ぜひ一度ご検討ください。
御覧いただきまして誠にありがとうございます。